『サムライメイデン』評価は「賛否両論」ーレビューと感想、アクションゲームとして見た場合【Steam】SAMURAI MAIDEN

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戦国時代に転移した女子高生が戦う斬撃アクション『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』。

SHADEが開発し、D3PUBLISHERによって2022年12月8日にSteamで配信されました。PS4/PS5/ニンテンドースイッチでもリリースされています。

『お姉チャンバラ』みたいな感じなのかニャ?

似たようなものですが、本作の方が難度が高めですね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

SAMURAI MAIDEN

本作は、本能寺の変の時代に転移した「侍JK」が、織田信長に協力して魔王を倒すために戦います。

剣戟アクションですが、Xで弱攻撃、Yで強攻撃といった、いわゆる「無双」シリーズ系の操作になっています。あとRBで回避(護影と仲良くなることでパリィも習得可能)もできます。

それと3人の仲間(護影)がいますが、操作不可です。ゲージが貯まると、それぞれの仲間の必殺技が使えるぐらいです。

それでこの仲間の必殺技が当てにくいです。攻撃範囲もせまく、あさっての方向に撃ったりしますので、慣れるまではけっこうイライラします。

あと爆弾を運んで攻撃する仲間がいるのですが、運ぶスピードが遅いので、爆弾が到着する頃には敵は移動してしまっています

意味ないニャ。

とにかく仲間が使いづらいですね。ただ必殺技ゲージはすぐに貯まるので、ガンガン使っていくといいでしょう。

それとザコは弱いのですが、問題はボス敵ですね。けっこうダメージが大きいので、数発もらうとすぐに死にます。

レベルという概念は無く、武器にお金を払ってレベルアップさせる形になるので、いわゆる「レベルを上げて物理で殴る」というゴリ押しはしづらいです。武器のレベルアップも限度がありますしね。

戦っていると仲間の好感度が上がっていき、「アルバム」から主人公の新スキルが身に付くので、これを増やしていくと攻略しやすくなるでしょう。

ボスが強くて倒せないという人は、「先にボスに攻撃させてから攻撃」→「ボスの攻撃がはじまったら離れて回避行動を繰りかえす」みたいに、時間をかけて戦えばいいとは思います。

あせらずにじわじわダメージをあたえるのニャ。

ゲームのモーションやキャラクターモデルは、D3PUBLISHERのゲームとは思えないぐらいによい感じになっているので、ここは良い点ですね。

それとステージ開始時と終了時に仲間たちとの会話がはじまるのですが、これが長いうえに大して面白くないのは難点ですね。

一番低い難度でも難しいのでアクションが苦手な人には厳しいかなとは思いました。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「賛否両論(56%、283人中)」になっています。

微妙ニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・キャラクターが可愛い。

・モーションが良い。

・歯ごたえのあるアクション。

・フルボイス。

悪かった点

・ボスが強く、バトルに爽快感がない。

・カメラワークが悪い。

・ロックオンが外れるので使いづらい。

・仲間の技があまり役に立たない。

・値段が高い。

キャラクターは可愛いですが、ゲームとしては難度は高めで、爽快感を求めるプレイヤーには合わないゲームとは思います。

 

総評

「無双」シリーズのように敵をバッタバッタとなぎ倒すという爽快感は、本作ではあまりありません。

ボスの攻撃力が高く、カメラワークも悪く、ロックオンもちゃんとロックオンしてくれないので、戦いにくさがありますね。

「無双」シリーズだとザコにロックオンしないようになっているのですが、本作だとザコもターゲットにしてしまうため、ボスを叩いているときにザコにロックオンが移ってしまうという問題もあります。

ゲーム難度は一番簡単なレベルでもそれなりに難しいので、アクションの腕も必要になります。

ただ『お姉チャンバラ』シリーズに比べればモーションもキャラデザも良くなっているので、キャラデザが気に入ったのであればプレイしてみるのもいいかと思います。