『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ2』クリア!レビューと評価・感想ー遊びやすくなった続編【Steam】
ミサコとキョウコを主人公としたベルトアクション続編『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ2』。
WayForwardが開発し、WayForward, Arc System Worksによって、2022年12月15日にSteamで配信されました。PS4/PS5/ニンテンドースイッチでもリリースされています。

敵が硬かったり、稼ぎがやりにくかったりと、爽快感に欠けていましたね。本作では空中コンボもあって、爽快感がかなりアップしています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?

本作は『熱血硬派くにおくん』のスピンオフ作品で、クニオとリキのガールフレンドであるミサコとキョウコを主人公にしたベルトアクションゲームの続編です。
ファミコン時代を思わせるドット絵調のグラフィックが滑らかに動き、見ているだけでなかなか楽しい作品です。
ただ前作の使い回しもところどころ見られるため、そこはちょっと残念かなという気はします。
今作ではプレイアブルキャラにクニオ、リキ、さらにマリアン、プルーヴィの4人が追加されました(ゲーム途中から使用可能)。
前作以上に過去作の小ネタが増えたので(『ダブルドラゴン』ネタも)、ファミコン時代から遊んでいた人にはいろいろなつかしく感じるでしょう。

本作ではマッチョ化したパワーキャラとして登場しますね。「自分の身は自分で守る」がモットーになったようです。
アクションについてですが、前作よりもコンボがやりやすくなり、爽快感が上がりました。攻撃中にジャンプボタンを押すことで敵を空中に飛ばすことができ、そこから空中コンボで追撃を描けることができます。またコンボパーツが増えて、ボス相手でのコンボが叩き込みやすくなりましたね。
前作きつかったお金稼ぎも、今作ではかなりましになりました。ゲーム中盤あたりからはお金が余ってきます。
総じて前作より遊びやすくなっていますので、前作が好きだった人は問題なく楽しめるでしょう。ボス戦も回復アイテムさえ持っていれば勝つのは難しくありませんので、アクション初心者でもクリアまで行けるとは思います。
それと戦いに出していないキャラのレベルが上がらないので、新キャラを使おうと思うとレベル1から鍛え直さないといけないのが結構煩わしいですね。「無双オロチ」シリーズであったような、ポイントを消費してキャラのレベルを上げるということができたらよかったかなとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(84%、323人中)」になっています。

いろいろ改善されていますしね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターが可愛い。
・ドット絵がぐりぐりと動く。
・コンボに爽快感がある。空中コンボが楽しい。
・キャラクターも増えて、プレイの幅も広がった。
・エリア切り替え時のロードがわずらわしい。
・フレームレートが低い。
・ボス戦のギミックがうっとうしい。とくにジャンプに関する操作性が悪いので、着地に失敗して落ちることがよくある。
・入力遅延がある。
・使っていないキャラクターのレベルも上がるようにしてほしかった。
ロードやフレームレート問題、遅延問題などが多くあげられていましたが、これらはアップデートでなんとかなりそうです。
綜合的には悪くない評価でした。
総評
本作は前作の続編ですが、とくにストーリーがつながっているというわけでもないので、本作からプレイしてしまったほうがいいかもしれません。
前作も悪くはないのですが、アクションゲームとしての爽快感が薄めでしたね。
前作プレイ済みの方は、本作も楽しめるとは思います。