『Arrest of a stone Buddha』評価は「ほぼ好評」:70年代フランスを舞台にした殺し屋アクションゲーム【新作レビュー】

2020年5月25日ゲーム評価アクション, レビュー

buddh

70年代のフランスが舞台の横スクロールアクションゲーム『Arrest of a stone Buddha』。yeoVadim Gilyazetdinov)によって、2020年2月28日にSteamで配信されました。嬉しいことに日本語もサポートされています。

くにおくんっぽいドット絵ニャ。

そうですね。yeo氏は2018年5月17日に、くにおくんにインスパイアされたオープンワールド不良アクションゲーム『The friends of Ringo Ishikawa』を配信しています。開発者がくにおくんの大ファンですね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

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本作は横スクロールのアクションゲームです。『The friends of Ringo Ishikawa』のときとは違って、今回は銃によるシューティングアクションになります。

主人公はプロの殺し屋です。ただ「ヒットマン」シリーズのようにサイレントキルを決めるステルスゲームではなく、左右から無限に押し寄せる敵を撃ちまくるという、忍ぶ気がいっさいない殺し屋です。あっという間にあたりに死体の山ができていることでしょう。

ゲームは戦闘パートと日常パートがあり、日常パートのほうは自由に街を探索をすることができます。買い物したり、酒を飲んだりといったことが可能ですが、べつにそれでなにかなるわけではありません。

このあたりはプレイしていて、『たけしの挑戦状』の最初のステージを思い出しました。

戦闘パートは先ほども説明したように、横スクロールでひたすら左右の敵を撃っていくものです。これも昔のファミコンゲームっぽさがありますね。『スパルタンX』を銃撃戦にしたような感じです。

レトロゲームが好きな人には刺さるのではないかと思います。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(81%、22人中)」です。

良かった点は以下のとおりです。

良かった点

・アクション映画のような銃撃戦。

・エフェクト音が良い。

・くにおくんのようなピクセルアートがすばらしい。

・メランコリックな雰囲気が良い味を出している。

アクションパートやそのエフェクト音の良さが多く挙げられていました。

またグラフィックや、ゲームの独特な雰囲気も評価されていますね。

いっぽう、悪かった点は以下のとおりです。

悪かった点

・ゲームのフォントが読みづらい。

・ストーリーが退屈でわかりづらい。

・リズムゲームのようなアクションシーンは無料のフラッシュゲームレベル。

アクションシーンに関しては賛否両論という感じですね。ミニゲーム的なもので、単純といえば単純ですしね。

ストーリーについても、合わない人は合わないとは思います。ちょっとダルい系のアクション映画を見ている感じの内容ですね。

 

総評

本作はレトロゲーム風味の横スクロール型ガンシューティングアクションゲームです。

日常パートと戦闘パートが繰り返され、殺し屋の虚しさを知ることができるでしょう。

ピクセルアートやゲームシステムは取っ付きやすいですが、ストーリーや全体的な内容は人を選びそうな気がします。

「yeo節」ともいうべき作品なので、前作『The friends of Ringo Ishikawa』のファンの方はプレイしてみるといいでしょう。

↓次回のレビュー記事。