『ホワイトクロス』評価は「好評」 レビューと感想ー高難易度・高クオリティRPG【Steam】
可愛いケモノたちが戦う『ロマンシングサガ』ライクな高難易度RPG『ホワイトクロス』。
MokomuGame(もこむ氏)によって、2023年5月31日にSteamで配信されました。
無料というか、いわゆる「Firstバージョン」ですね。ただそれでも数十時間の結構なボリュームがあります。ゲームの続きはDLCでの配信となります。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はケモノたちが戦う『ロマンシングサガ』のような高難易度のRPGです。
グラフィックからして人を選びそうな感じですが、それを抜きにしてもRPGとしてよくできた作品になっています。
ストーリーもわかりやすく、ケモノたちが平和に暮らしていた世界に魔王が出現。主人公のミルネは、魔王軍に姉を洗脳され、妹を連れ去られてしまいます。魔王を倒し、姉妹を取り戻すために冒険に出るというものです。
本作の売りは、やはり難易度高めな戦闘でしょう。
『ロマンシングサガ』を意識したシステムになっており、ひらめきで技を覚えていったりします。また敵の弱点をつく攻撃をしないと押し切られて全滅みたいな展開にもなったり、雑魚戦でも油断できません。
ただ戦闘のテンポが良いので、高難易度自体はそんなに気になりませんね。
それに死んでもペナルティはなく、ポイントの振り直しもできるので気楽にプレイできます。
なにか良い2DRPGを探している方は、本作を試してみるといいとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「好評(96%、32人中)」になっています。
無料なうえにクオリティが高いですしね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・ケモノ好きには良いゲーム。
・RPGとして面白く、やりごたえがある。
・戦闘のテンポがよくて楽しい。
・初心者にもプレイしやすいシステム。
・ イラストが人を選ぶ。
・エフェクトが強すぎて目に厳しい。
・リザルトで毒全滅はなんとかしてほしい。
・途中から敵シンボルが多くなってつらい展開になる。
ゲーム自体は好評ですが、エフェクトが激しいことや、敵が多すぎることなどに不満があるようです。
総評
無料ながら、かなり高いクオリティでつくられた作品です。
開発者が「これをつくりたい!」という熱意が強く感じられて良いですね。
現状で十分お金を取っていいレベルなので、英語版を出せばかなり広まるとは思います。
気軽に遊べるうえに、手ごたえのあるRPGをプレイしたい方は本作を試してみるとよいでしょう。