『Legend of Keepers: 闇の守護神』評価は「非常に好評」:冒険者を撃退するローグライク戦略ゲーム【新作ゲームレビュー】

2020年5月27日ゲーム評価レビュー, ローグライク

LOL

トラップやモンスターを配置して冒険者を撃退するローグライク戦略ゲーム『Legend of Keepers: 闇の守護神』。 Goblinz Studioによって、2020年3月20日にSteamで配信されました。日本語サポートされています。

『ダンジョンキーパー』みたいなものかニャ。

コンセプトは似ていますが、本作はサイドビューですね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

Legend_of_Keepers

本作はローグライク要素のある冒険者撃退戦略ゲームです。ローグライクの定義についてはこちらの記事を参照してください。

コンセプトとしては「ローグライク+ダンジョン管理」で、『ダンジョンキーパー』とは少し方向性が違います。

『Darkest Dungeon』で冒険者側を撃退するゲームと思うといいでしょう。

ゲームでは、冒険者たちを待ち構える部屋がいくつか用意されています。トラップ部屋、モンスター部屋、災難部屋などです。

プレイヤーはそれぞれの部屋に適するものを配置していきます。たとえばモンスター部屋ならモンスターですね。

一番最後の宝物部屋にはボスが待ちかまえています。ここを突破されてしまうとゲームオーバーになります。ただ死んでもマスターポイントが得られ、それでスキルをアンロックしていくことが可能です。

プレイヤーはボスを3種類の中から選ぶことができます(最初はロックがかかっているので1つしか選べません)。モンスターが強いもの、トラップが強いものなどの特徴があるので、自分のプレイスタイルに合わせるといいでしょう。

冒険者たちのステータスはあらかじめ見ることができるので、それに対抗できるものを配置しておくといいかと。

なかなか中毒性のあるゲームです。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(87%、313人中)」になっています。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・ピクセルアートがきれいで、よく動く。

・冒険者を撃退するというアイディアが良い。

・中毒性の高い時間泥棒ゲーム。

・モンスターや冒険者に個性がある。

グラフィックやその動きについては、多くのユーザーが評価していました。また中毒性の高さも本作のいい点です。

一方、悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

・ボリューム不足。

・ローグライクにしてはぬるい。

・ゲームバランスが悪い。

全体的に調整不足という意見が多く見られますね。

ボリュームも含め、このあたりは今後のアップデートに期待したいと思います。

 

総評

冒険者側を撃退するゲームに、さらにローグライク要素があるというのは、スタイルとしてはめずらしいものだと思います。

グラフィックも取っ付きやすいもので、冒険者のステータスを見て対策を考えるのはけっこう楽しいですね。

『Darkest Dungeon』を逆の立場で遊びたいという人は、本作をプレイしてみるのがいいでしょう。

↓次回のレビュー記事。