『Legend of Keepers: 闇の守護神』評価は「非常に好評」:冒険者を撃退するローグライク戦略ゲーム【新作ゲームレビュー】
トラップやモンスターを配置して冒険者を撃退するローグライク戦略ゲーム『Legend of Keepers: 闇の守護神』。 Goblinz Studioによって、2020年3月20日にSteamで配信されました。日本語サポートされています。
コンセプトは似ていますが、本作はサイドビューですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作はローグライク要素のある冒険者撃退戦略ゲームです。ローグライクの定義についてはこちらの記事を参照してください。
コンセプトとしては「ローグライク+ダンジョン管理」で、『ダンジョンキーパー』とは少し方向性が違います。
『Darkest Dungeon』で冒険者側を撃退するゲームと思うといいでしょう。
ゲームでは、冒険者たちを待ち構える部屋がいくつか用意されています。トラップ部屋、モンスター部屋、災難部屋などです。
プレイヤーはそれぞれの部屋に適するものを配置していきます。たとえばモンスター部屋ならモンスターですね。
一番最後の宝物部屋にはボスが待ちかまえています。ここを突破されてしまうとゲームオーバーになります。ただ死んでもマスターポイントが得られ、それでスキルをアンロックしていくことが可能です。
プレイヤーはボスを3種類の中から選ぶことができます(最初はロックがかかっているので1つしか選べません)。モンスターが強いもの、トラップが強いものなどの特徴があるので、自分のプレイスタイルに合わせるといいでしょう。
冒険者たちのステータスはあらかじめ見ることができるので、それに対抗できるものを配置しておくといいかと。
なかなか中毒性のあるゲームです。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(87%、313人中)」になっています。
本作の良かった点については以下のとおりです。
・ピクセルアートがきれいで、よく動く。
・冒険者を撃退するというアイディアが良い。
・中毒性の高い時間泥棒ゲーム。
・モンスターや冒険者に個性がある。
グラフィックやその動きについては、多くのユーザーが評価していました。また中毒性の高さも本作のいい点です。
一方、悪かった点については以下のとおりです。
・ボリューム不足。
・ローグライクにしてはぬるい。
・ゲームバランスが悪い。
全体的に調整不足という意見が多く見られますね。
ボリュームも含め、このあたりは今後のアップデートに期待したいと思います。
総評
冒険者側を撃退するゲームに、さらにローグライク要素があるというのは、スタイルとしてはめずらしいものだと思います。
グラフィックも取っ付きやすいもので、冒険者のステータスを見て対策を考えるのはけっこう楽しいですね。
『Darkest Dungeon』を逆の立場で遊びたいという人は、本作をプレイしてみるのがいいでしょう。
↓次回のレビュー記事。