『ソニックフロンティア』評価は「圧倒的に好評」ーレビューと感想ーオープンワールドになった最新作【Steam】

ゲーム評価RPG, アクション, レビュー

sonic frontier

人気アクションゲーム「ソニック」シリーズの最新作『ソニックフロンティア』。

Sonic Teamが開発し、SEGAによって2022年11月8日にSteamで配信されました。ニンテンドースイッチ/PS4/PS5でも発売されています。

本作からついにオープンワールド化しましたね。

ソニックでオープンワールドって、噛み合うのかニャ?

筆者もそれが心配でしたが、思ったよりも良い出来になっています。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

ソニックフロンティア

本作は1991年にメガドライブからリリースされた『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの最新作です。ちなみに筆者はメガドライブユーザーだったので、初代から遊んでいます。

ソニックは、任天堂のマリオに対抗してつくられたキャラクターです。

野暮ったいおっさんであるマリオ(失礼)に対して、ソニックはクールでかっこいいキャラとしての特徴を前面に出してきました。

初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のゲームデザインも、「コインを持っているかぎり、敵にぶつかっても死なない」というシステムのおかげで、敵にぶつかることをあまり気にせずステージを高速で走り回ることができました。

「ソニック」シリーズの3D化自体は、1998年にドリームキャストで発売された『ソニックアドベンチャー』から実現されています。

本作ではそれらをさらに一歩進め、オープンワールド化しました。

自由に走り回ることのできる広大なフィールド「オープンゾーン」を用意。これまでのステージつなぎの構成ではなく、ワールドマップ自体がゲームフィールドになっています。

フィールドでソニックは、バトルや謎解き、スピードラン(電脳空間)などを、自分の好きなようにプレイできます。

のんびり釣りも楽しめるようになっていますね。

スピードは速いけどスローライフニャ。

また本作では育成要素もあり、スキルツリーが採用されています。

戦闘ではコンボ攻撃でメーターを溜め、最大になると攻撃力の上がる「ファントムラッシュ」が発動するなど、爽快なアクションが楽しめますね。

『真・三國無双8』ではオープンワールドを取り入れたことでむしろ不評だったのですが、本作はうまくかみ合ったことで好評な結果となりました。

ソニックのスピード感が、広いフィールドとの相性がよかったのニャ。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(95%、5807人中)」になっています。

大好評なのニャ。

ゲームシステムの大きな変更があると賛否両論になりやすいのですが、本作はそうなりませんでしたね。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・グラフィックがとにかく美しい。

・広大なオープンワールドをソニックが高速で走れる。

・敵とのバトルが爽快。

・ソニックの育成が楽しい。

悪かった点

・カメラワークが悪い。

・UIが使いにくい。

・風景の違いがあまりない。

・日本語訳がおかしいところがある。

欠点もそこまで気になるところではなく、全体的には満足度のほうが上回っているといった感じですね。

 

総評

日本ではやはりマリオの人気が強すぎて、ソニックはそこまでめだつ存在ではありませんが、海外ではテレビアニメもあったことから人気を博した作品になっています。

本作は、これまでソニックを触ったことのないユーザーにも受け入れられる内容になっています。

アクションも難度は低めなので、ここからソニックの世界を体験するのもよいかもしれませんね。

ソニック入門によい作品なのニャ。