『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』レビューと評価・感想ーファンタジーメトロイドヴァニア

ゲーム評価RPG, アクション, レビュー, 美少女

ENDER LILIES

ダークな世界観のファンタジーメトロイドヴァニア 『ENDER LILIES: Quietus of the Knights』。

Live Wire, Adglobeが開発し、Binary Haze Interactiveによって2020年3月7日にSteamで配信されました。

なんか見るからに陰鬱そうな世界観ニャ。

「死の雨」によって生き物が滅び去った世界が舞台で、生き残った者もモンスター化してしまっています。

そんな世界で、記憶をうしなった少女と不死の騎士が協力して戦っていくといった内容です。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

ENDER LILIES

前述したように、突然降ってきた「死の雨」によって、生物が死に絶えてしまったという世界です。

生き残った者たちも、凶暴なモンスターに変わってしまいました。

そんな世界で目覚めた、記憶を失った少女「りりィ」と不死の騎士。二人をあやつり、世界の謎を解き明かしていきます。

ゲーム自体はオーソドックスなメトロイドヴァニアで、マップの探索をしながらアイテムなどを見つけ、先へと進んでいきます。

最近の流行りですが、アクション難度は高めになっています。回避とパリィを駆使する2D『ダークソウル』系ですね。

とくに敵の遠距離攻撃にホーミング属性がついてきます。これがけっこうきついです。

かわしづらいのニャ。

ただすごく難しいというわけでもないので、時間をかけてリトライしていけばなんとかなるかと思います。リスポーン地点もけっこう考えて設置されていますしね。

ステージはずっと暗鬱とした感じなので、「それがいい」という方には適したゲームかと思います。

逆に合わないときびしいのニャ。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(94%、4152人中)」になっています。

評価人数も多いし、かなり高評価なゲームなのニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・音楽が最高!(TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」のOPテーマなどで知られる音楽集団「Mili」が担当)。

・ビジュアルアートがすばらしい。キャラの動きが良い。細かいところに凝っている。

・難しいが、難しすぎない難度調整。アクション苦手でもなんとかなるかも。

・ダークファンタジー好きにはたまらない世界観。

悪かった点

・敵のホーミング弾がイライラする。爽快感がない。

・マルチエンディングのためのアイテム回収が面倒。

マップがわかりづらい。ノーヒントなのがきつい。

・背景が全体的に単調。そういう世界観なのはわかるけど……。

グラフィック、音楽、アクションともに好評な作品になっています。

ゲーム難度についてはプレイヤーそれぞれですが、筆者的には「がんばればなんとかなる」ぐらいの難度だとは思います。

ホーミング弾に対する不満は、やはりいくつか見られましたね。

全体的にはクオリティの高いゲームだと思います。

 

総評

本作は「2D『ダークソウル』+メトロイドヴァニア」といった内容になっており、なかなかプレイしごたえのあるゲームになっています。

アクション好きな方、メトロイドヴァニア好きな方は、とりあえずなにも考えずにプレイするのがいいでしょう。

また、「アクションが苦手だけど、グラフィックとかは好き」という方も、プレイしてみるといいかと思います。がんばればなんとかなります(たぶん)。

アクションゲームは慣れが重要ニャ。

日本語もサポートされていますし、買って損はないアクションゲームだとは思います。