『Orangeblood(オレンジブラッド)』評価は「ほぼ好評」:可愛いドット絵のピカレスクRPG|ゲームレビュー
良く動く可愛いドット絵キャラと、殺伐としたアウトローストーリーの見下ろし型JRPG『Orangeblood(オレンジブラッド)』。Grayfax Softwareが開発し、PLAYISMによって2020年1月14日にSteamで配信されました。
たぶんみんなおなじことを思ったでしょう。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は20世紀末の、沖縄近海にある「ニュー・コザ」という人工島が舞台になります。
主人公となるのは4人の美少女たちですが、銃は撃つわ、人は殺しまくるわのマフィアたちで、漫画でいうと「ブラックラグーン」とかの世界です。
バトルはターン制で、よくある2DのRPGバトルスタイルですが、ドット絵キャラがよく動くのがいいですね。
それと背景がすごく書き込まれていて、これを見ているだけでもけっこう楽しいです。
ゲーム自体はあまり長くありませんが(10時間もあれば十分クリアできる)、気合いの入ったドット絵やハクスラ要素、独特の空気感など楽しめる要素が多くあります。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(72%、140人中)」となっています。
良かった点・悪かった点を以下にまとめます。
・キャラクターが可愛い。
・ドット絵が美しい。
・世界観やストーリー、BGMが良い。
・戦闘のテンポが良い。
やはり本作の特徴となるドット絵グラフィックへの評価が多かったですね。
またBGMやストーリー、世界観についても独特なものがあり、評価を得ています。
悪かった点については以下のとおりです。
・マップがわかりづらい。
・戦闘が単調で、バランスが悪い。
・文字が読みづらい。
・クリアまでが短い。
マップですが、良く描き込まれているぶん、見づらくなってしまっているというのがありますね。文字も読みづらいとは思いました。
戦闘については、オーソドックスなターン制バトルなので、繰り返し戦っていれば単調にはなるかと思います。一部のキャラクターが強すぎたりなど、バランスが取れていないところもありますね。
ゲームの長さですが、筆者としては見せたいものを見せれば時間は短くてもかまわないと思っています。むしろよけいな要素を入れてプレイ時間を引き延ばすほうが問題がありますね。
総評
本作は描き込まれた美麗なドット絵と、独特な世界観の中で繰り広げられるピカレスクRPGともいうべき作品です。
銃を撃ちまくって戦うドット絵の少女たちにピンときたら、なにも考えずに購入してしまってもいいかと。ちょうどいま25%OFFセール中(1,499円)ですしね(2020年3月10日まで)。
ありきたりなファンタジー世界のRPGに飽きた方は、本作をためしてみるのもいいかと思います。
↓次回のレビュー記事。