『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』クリア!レビュー・評価・感想ー現代で海賊という設定を力技で納得させてくる作品

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龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』をクリアしました。現代のハワイを舞台に海賊というテーマを使った作品なのですが、最初は「さすがに無理があるんじゃないか」と思っていました。

現代で海賊ってどういうことなのニャ。

犯罪組織が共存する秘密の孤島「マッドランティス」で、海賊たちが海戦賭博「パイレーツコロシアム」を繰り広げているという力技の設定で、「そんなこともあるかな」と強引に納得させられました。この強引さがむしろ龍が如くらしいといえばらしいですね。

そもそも「主人公の真島→片目→海賊」という連想ゲーム的発想でつくられたとしか思えません。

今回は本作のレビューや感想について述べていきます。

 

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『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』のレビュー・評価・感想

登場人物について

真島吾朗(CV:宇垣秀成)

本作の主人公は真島吾朗です。元東城会直系真島組組長で、「嶋野の狂犬」の異名を持つあの真島です。

ミレニアムタワーでの桐生との共闘から半年、難破した船の残骸とともに孤島の砂浜に打ち上げられているところを少年・ノアに救われるというところから物語が始まります。

記憶を失っているため、過去作のような「ヒヒヒ」という振る舞いはほとんどなく、「肩書を持たない素の真島吾朗」を楽しむような設計になっています。

龍が如く0』のときの真島みたいな感じですね。真島ファンには新鮮に映るかもしれません。声優さんの演技はあいかわらず上手いですね。

ノア・リッチ(CV:ファーストサマーウイカ)

リッチ島に住む好奇心旺盛な少年で、浜に漂着していた真島に水を分け与え命を救う。持病を案ずる父親の方針から島の外に出られずにいるが、本心では狭い島の外に広がる世界を見たいと願っている Hootsuiteキャラクターです。

声優のファーストサマーウイカが少年役を見事に演じきっており、ノアの無邪気さと健気さがストーリーの軸になっています。

その他の主要キャラクター

ノアの2人の姉モアナ(CV:上田麗奈)とナオミ(CV:日笠陽子)、海賊女王クイーン・ミシェル(CV:朴露美)、海賊王レイモンド・ロー(CV:田中美央)なども登場し、豪華なキャスト陣が物語を彩ります。

また、ロバート秋山竜次演じる「マサル」というキャラクターも登場し、コミカルなシーンを担当しています。

ゲーム途中には実写映像まで入っていて、正直あまり面白くないコントを長々と見せつけられます

ストーリーについて

ストーリーは宝探しもので、これまでのシリーズとは少し毛色が違います。

これまでの龍が如くはヤクザの論理で動いているキャラクターが多く、それが独特の味になっていたのですが、本作は主人公やまわりの登場人物の正義感がかなり強めです。

「島の外の世界を見たい」というノアの願いを叶えるために真島が動くというのが軸になっており、善悪がわりとはっきりしています

「ヤクザっぽさ」が好きな人には少し物足りないかもしれませんが、エンタメとして見ればとっつきやすくなっています。

子供のために頑張る真島、なんかいいのニャ。

バトルについて

最近の龍が如くはコマンドバトルになっていましたが、本作はアクションバトルに原点回帰しています。

真島らしいスピード感のあるアクションが楽しめる「狂犬スタイル」と、カトラスなどの多彩な海賊道具を使いこなす「パイレーツスタイル」の2種類が用意されており、状況や好みに合わせて切り替えることができます。

また空中に敵を打ち上げてコンボを繋げるようなアクションも楽しめます。

コマンドバトルに馴染めなかった旧来のファンには朗報といえるでしょう。

海賊戦バトル「パイレーツコロシアム」

本作のもう一つの柱が海賊戦バトルです。

海戦に勝つためには船員の配備や育成、船のカスタマイズが重要で、100名を超える魅力的な船員キャラクターが登場します。

船も装甲の強化や大砲をはじめとした武装の変更はもちろん、見た目やデザインのアレンジも楽しめます。

仲間の配置を考えながら戦う戦略的な要素があって、アクションとはまた違う楽しさがあります。

船のカスタマイズもできるのニャ。

良かった点・悪かった点

良かった点・悪かった点を述べていきます。

良かった点

  • アクションバトルへの原点回帰が爽快で気持ちいい
  • ノアとの関係性がストーリーの軸として機能しており感情移入しやすい
  • 海賊戦の戦略性がアクションとは違う楽しさをもたらしている
  • 豪華キャスト陣による演技がクオリティを底上げしている

悪かった点・気になる点

  • ヤクザらしさが薄いので、従来の雰囲気が好きなファンには物足りないかも
  • 記憶喪失という設定で真島の個性が抑えられている序盤はやや地味
  • シリーズのスピンオフ的な位置づけのため、本編未プレイだと背景がわかりにくい部分もある

 

まとめと買いかどうかについて

本作はこんな人におすすめです。

  • 龍が如くシリーズのファンで真島吾朗が好きな人
  • コマンドバトルよりアクションバトルが好きな人
  • エンタメ全振りのぶっ飛んだ設定を楽しめる人

ぎゃくにこんな人は要注意ですね。

  • ヤクザの世界観・シリーズの重厚なストーリーを期待している人
  • 龍が如くシリーズをまったくプレイしたことがない

とくに本作のエンディングは、『龍が如く8』を知らないと何のことかわからない部分があります。

『龍が如く8』をプレイしなければならないわけではありませんが、プレイしておいたほうがつながりがわかるでしょう。

総じて、リアリティよりエンタメ方向に思いっきり舵を切った作品です。

真島吾朗というキャラクターへの愛着があればあるほど楽しめる内容になっているので、シリーズファンなら一度プレイしてみることをおすすめします。

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