『三國志14』武将能力:曹熊の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その181】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第181回目は、曹操の子で早世した曹熊(そうゆう)についてお届けします。前回の曹植は以下のリンクから。
人物について
曹熊は曹操と卞氏の子です。同母兄には曹丕、曹植、それに前回の曹彰がいます。
『三国志』の「魏書」には、曹熊の伝である「蕭懐王熊伝」があり、その冒頭には「蕭懐王の曹熊は早くして亡くなった」と書かれています。
そのため、記述自体は少なく、亡くなったあとの話になっています。「王」の爵位も亡くなったのちに追贈されたものですね。
いちおう子がいて、曹炳(そうへい)といいます。
ただ子のほうも、曹熊のあとを継いでから4年後に亡くなりました。
そして曹炳には子がなかったので、2500戸の領邑はすべて没収されてしまいました。
『三国演義』のほうだと、生きていたときの曹熊が登場しますね。
病弱で、曹操が亡くなったときに、その葬儀に参列しませんでした。
そのことを理由にして曹丕が曹熊を咎めようとしましたが、曹熊は曹丕を恐れて自殺してしまいました。
短命の4兄弟のなかでも、一番体が弱いですね。前回の曹彰とは対照的です。
今回はそんな曹熊の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:7
武力:5
知力:52
政治:65
魅力:67
主義:王道
政策:歳出改善(Lv2)(地域・訓練・募兵担当官の費用が減少)
父親:曹操
母親:卞氏
統率・武力はともかく、政治・魅力は60以上ありますし、内政の手伝いはできそうですね。
ちなみに初登場の『三國志3』では武力63ありました。
統率・武力ががっつり減ったのは、じつは『三國志7』以降で、それまでは凡将といったところですね。
個性について
虚弱:傷病になりやすい。
内政をさせているぶんには、とくにデメリットにはならないでしょう。
陣形と戦法
方円
とくに出陣させることもないかと。
無し。
戦うキャラでもありませんしね。
総評
曹熊は文官タイプの武将です。
統率・武力は1桁台で、戦法や有効な個性もないため、あきらかに戦闘には不向きなキャラです。
ただ知力は50以上、政治・魅力は60以上あるため、内政で使っていくのがいいでしょう。
次回は皇甫嵩を予定しています。【追記】次回出来ました。