『Warzone 2100』評価は「非常に好評」:無料配信されたRTSの名作【ゲームレビュー】
知る人ぞ知るRTSの古典的名作『Warzone 2100』が2020年2月18日にSteamで無料配信されました。
本作はオープンソースのRTSで、Pumpkin Studiosによって開発され、1999年にEidos Interactiveによってリリースされたものです。日本でも『未来開拓史ウォーゾーン2100日本語版』というタイトルで発売されました。当時の価格は8,800円でした。
今回は本作のレビューと感想、評価についてお届けします。前回のレビューは以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は核戦争で崩壊した2100年の地球が舞台です。
地球は復興の道を歩み始めましたが、一方で「ネクサス」という組織が世界征服をもくろんでいました。
地球復興のため、「プロジェクト」という組織の一員となり、ネクサスの野望を打ち砕くというストーリーです。
ゲーム自体は典型的な古典的RTSで、施設を立てたり、ユニットを生産したりといった内容。基地を壊されたら負けです。チュートリアルもあり、非常にユーザーフレンドリーな作りになっています。
本作の特徴としては、生産するユニットをカスタマイズできることです。たとえば戦車なら、ボディ・キャタピラ・砲台をそれぞれ自由に組み合わせることが可能です。
一番素晴らしいのは、Windows10にしっかり対応していて、ウインドウモードでも問題なくプレイ可能なところです。
無料ですし、RTS好きの人にはプレイしてもらいたい作品です。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(98%、112人中)」です。
良かった点は以下のとおりです。
・なつかしい! しかも今のPCにちゃんと対応している。
・わかりやすく中毒性のあるゲームプレイ。長年遊ばれるゲームには理由がある。
・ユニットのカスタマイズ性が良い。
・グラフィックは古くても。いまだにこのゲームのメカニズムを超えるRTSがない。
・キャンペーンが秀逸。
ゲーム自体は本当によくできていますしね。しかもいまのPCで問題なくスムーズに遊べるのならうれしいでしょう。
・このゲームがSteamにあることに気付くのが遅かった。
・なぜこの作品にお金が払えないのか。
それだけみんなが喜んでいるということですね。
総評
本作は20年前のゲームですが、いま遊んでも問題なく楽しめる作りになっています。
とくにWindows10にしっかり対応しており、ウインドウモードにしても機敏に動かすことができます。
ゲームシステムもわかりやすく、中毒性の高いものになっています。
なにかRTSが遊びたいという方は、無料ですし本作を試してみるのがいいかと思います。
↓次回のレビュー記事。