『Urbek City Builder』レビューと評価・感想ーお金をつかわない都市開発ゲーム|Steam
建設にお金を必要としない都市開発シミュレーションゲーム『Urbek City Builder』。
Estudios Kremlinoisが開発し、RockGame S.A.によって2022年7月13日にSteamで配信されました。

手軽にあそべる都市建設ゲームなので、シミュレーションゲームが苦手な人でも取っつきやすいとは思います。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?

本作の内容ですが、いわゆる『シムシティ』などのような都市建設ゲームです。
道路を引き、家を建設し、農地や工場をつくったりなど、生活に必要な生産拠点やインフラを整えていきます。
ただ建設に必要なのはお金ではなく、資源ですね。
たとえば家をつくるのに木材が必要ですが、そのためには伐採場を森のそばに建てて確保する必要があります。
本作の特徴としては、いわゆる『マインクラフト』のようなボクセル調のアートデザインでしょう。
建物の種類は200以上、オブジェクトは1000以上あるそうです。
そしてつくった町を一人称視点で歩くこともできます。
内容的には、パズルゲーム的な要素が強いとは思いましたね。
限られた範囲内で、リソースをどう分配していくかということが重要になります。
適当に建てていると、後半詰まることになるとは思います。
デモ版にあたる『Urbek City Builder: Prologue』が無料配信されているので、とりあえずそちらをプレイして試してみるのがいいかと思います。
無料版でも十分に遊ぶことができますしね。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(93%、206人中)」になっています。

デモ版のほうの『Urbek City Builder: Prologue』は「圧倒的に好評」になっていますね。そこのユーザーが本作も購入してくれたといったところでしょう。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・グラフィックが取っ付きやすい。
・これまでプレイした都市建設ゲームとはひと味違って楽しい。
・リソースのバランスを保つのに頭を使う。
・パズルゲーム的な都市建設ゲーム。
・チュートリアルが不親切で、難解な部分がある。
・リソースがかぎられているので、思ったより自由に街づくりができない。
・とにかく全体的に情報不足でイライラする。
・『シムシティ』を期待すると失敗する。これはパズルゲーム。
ゲームが想像していたものと違ったことでの不評も見られましたが、基本的にはデモ版が配布されていることから、ユーザーのミスマッチは起こりづらいとは思います。
全体的には高評価なゲームになっています。
総評
『シムシティ』を期待すると、思ったより自由に都市づくりができないので、肩透かしになる可能性が高いとは思います。
ただ、限られた資源でどうやってやりくりするか、パズルゲーム的な楽しみ方のできる都市づくりゲームとしては優秀だとは思います。
なんにしろ、デモ版の『Urbek City Builder: Prologue』がありますので、とりあえずこちらを遊んでみて、自分に合うと思ったら本編をプレイするのが良いでしょう。