『ファンタジーマップシミュレーター』レビュー・評価・感想ー観るだけ国盗りシミュレーション|Fantasy Map Simulator

ゲーム評価シミュレーション, レビュー

fantasy map simulator

架空の国家をランダム発生させ、戦うのを見守る『ファンタジーマップシミュレーター』。

The Strangerによって、2024年9月4日にSteamで配信されました。

ゲームというか、観賞用シミュレーターニャ。

熱帯魚を観察するゲームもありますし、その国家版みたいな感じですね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

国家の戦争をただ観るだけ

本作はランダム生成された国家どうしが、同盟を組んだり、戦争したり、属国関係になったりしながら、繁栄と衰退を繰り返すのを眺めるゲームです。

ゲームを開始すると、いきなり謎のマップ上で国家どうしがわちゃわちゃと戦争をはじめています。

何をしていいのかわからない人は、とりあえずしばらく眺めていましょう。

そもそも観ることがおもな目的なのニャ。

国家間にプレイヤーが介入

しばらくわちゃわちゃ戦っているのを眺めていて、飽きてきたら、プレイヤーが介入していくことができます。

具体的にできることですが、まずは戦争ですね。国を選択して、戦いたい相手を選ぶだけです。それで勝手に戦争がはじまります。

また強大な勢力が出てきたときには、周辺の勢力で同盟を結ぶこともできます。これもたんに国を選択して、そのあとに同盟したい国を選ぶだけです。三国同盟、四国同盟、好きなように同盟を結べます。逆に同盟を切ることもできますね。

本作だと、AIが自律的に外交(戦争も含め)をおこなうかどうかの設定ができますので、ここをOFFにすると、プレイヤーが決めた関係(戦争や同盟)を最後まで続けてくれます。なにも指示しなければ、なにもしません。

それと戦争無しで領土を取ることや、属国にすることもできます。逆に独立させることも可能。

また反乱を起こさせ、国家内に新国家を誕生させることも可能です。

国の腐敗度特性宗教、政体、国名などもいつでも手軽に変更できますので、すでにあるマップの国名をぱぱっと変えて、自分の好きなシチュエーションをつくるのもいいでしょう。

軍隊を好きなだけ発生させて、戦争を有利に運ぶということもできます。

自分に都合のいい勢力図をつくりあげるのニャ。

自作マップやワークショップ利用

以上のことにも飽きてきた場合、自分でマップをつくることもできます。

地形の高さやバイオーム、川の数など、いろいろと細かい設定ができますが、慣れないとけっこう大変ですね。

なんか面倒そうニャ。

一番いいのは、ワークショップにある他人のマップを利用して、国名とかを書き換えてしまうのがいいでしょう。

日本マップとかワークショップにありますので、それらを書き換えればオリジナルのシチュエーションをつくることができます。

基本的にワークショップを利用するゲームなので、いろいろチェックしてみるといいでしょう。

 

総評

介入できるとはいえ、基本的に観ているだけなので、飽きるのは早いと思います。

最初のうちは自分のオリジナル国家をつくってみたり、いろいろ介入してみたりと楽しめるのですが、そのうちなにをやってもだいたい一緒と感じてしまうと、急激に飽きがくるとは思います。

自分でマップをつくったりできるようになれば、ゲームの寿命を延命することもできますが、たんにワークショップをあさっているだけだと飽きやすいですね。

自分でいろいろつくるのがいいのニャ。