『Model Builder』レビューと評価・感想ーPC上でプラモを作ろう!
プラモを作ったり、塗装をしたりが可能な模型作製シミュレーションゲーム『Model Builder』。
Moonlit S.A., Kuba Wójcikが開発し、Green Man Gaming Publishingによって、2022年2月9日にSteamで配信されました。
悪くはないのですが、組み立て作業が筆者的にイライラするというか、もうちょっと柔軟性を付けて欲しかったというか……。
とりあえず本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はプラモデルを作ることのできるシミュレーションゲームです。
まずはプラ版からパーツを切り取っていって、それを説明書の通り組み合わせて完成させます。
この作る過程なのですが、パーツを上手く回転させて、しっかり形を合わせてくっつけないとくっつかないという面倒さがあります。
立体なので、これがくっつけにくい。
慣れればなんとかなるのですが、それまでがけっこうイライラします。
とくにくっつけようとして取り出したパーツがくっつかなかったばあい、消えてしまってまた取り出すところからやり直しになります。テーブルの上に好きなパーツを散らばせておいて、自分で拾っていくみたいなことができれば便利だったのですが……。
それとゲームのメインとなるのは、色塗りのほうとは思います。こちらも慣れが必要ですが、エアブラシやウォッシング、ドライブラシが使えるのは、なかなか本格的だなとは思いますね。
「ひさしぶりにプラモデルを作ってみたい」というおっさん向けゲームとしてはいいのではないかと思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「やや好評(77%、387人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・手を汚さないでプラモが作れる。
・色塗りがけっこう本格的。ウォッシング、ドライブラシが使える。
・サンドボックスモードで色塗りを自由に楽しめる。
・作ったプラモを飾ることができる。
・エアブラシの操作が難しい。
・プラモっぽくないものの塗装をさせられるのがイラつく。
・プラモを作らされている感じが嫌。
・組み立てが難しい。
やはり3D操作ということもあり、組み立てや色塗りの難しさがありますね。
ゲームのアイディア自体は良いのですが、細かいところに粗さも見られます。それが評価を落としてしまっている部分がありますね。
総評
いろいろ粗いところもありますが、「プラモを作る」というコンセプトのゲームは珍しいので、今後改良を重ねてブラッシュアップしていけばいいとは思います。
ジャンル的には、伸びてほしいジャンルですね。
本作はプラモの種類が少なめですが、今後増えていったら楽しくはなりそうです。