『Grim Guardians: Demon Purge』評価は「やや好評」 レビューと感想ー悪魔城っぽいステージクリア型アクション【Steam】グリム・ガーディアンズ デーモンパージ

2023年2月24日2023年3月30日ゲーム評価アクション, レビュー, 美少女

『悪魔城ドラキュラ』リスペクトなアートデザインのステージクリア型2Dアクション『Grim Guardians: Demon Purge』。

INTI CREATESによって、2020年3月7日にSteamで配信されました。ニンテンドースイッチ/PS4/PS5/Xbox Oneでもリリースされています。

ただゲーム内容はメトロイドヴァニア的なものではなくて、ステージクリア型になっていますね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム？

本作は横スクロールのステージクリア型2Dアクションゲームです。

ストアページには「悪魔の城となった学校を元に戻すため、」とかなりストレートな書き方がされていますが、ドット絵グラフィックからしてところどころにパロディが入っています。『悪魔城ドラキュラ』世代の人には懐かしさもあるとは思います。

ゲーム自体は、悪魔ハンターである「しのぶ」「真夜」の姉妹を切り替えながら戦う形になります。『ぎゃる☆がん』のスピンオフ的作品ともいえますね。

しのぶは銃を使った長距離攻撃、真夜は剣を使った近接攻撃と、それぞれの特徴をうまくつかって戦っていくといいでしょう。

本作は、一見ステージを探索しつつ、行動範囲を広げていく「メトロイドヴァニア」的な作品に見えますが、実際のところはステージ最後に待ち構えているボスを倒して次のステージに進んで行くという「ステージクリア型」のアクションゲームになっています。ここが大きく違っていますね。

どちらかといえば『ロックマン』や『魔界村』に近い感じです。

そしてステージボスを倒すと、新たな武器を手に入れられます。

ゲームの難度ですが、「カジュアル」でプレイすればそんなに難しくはないかと。

遊んでいて気になったのは、ステージクリア型である以上、あまり探索しても意味ないかなという感じがしました。

それと協力プレイだと、片方が倒れたときに、もう片方が復活させるということができるのですが、一人プレイだとこれができません。

どうなるかというと、やられていない方のキャラがチェックポイントまで戻されて、やられたキャラを救出にいかないといけないという謎仕様になっています。

あとゲーム自体が思ったより短く、これで定価3,480円はどうなのかと。ファン向けのゲームという感じだとは思います。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「やや好評（73％、195人中）」になっています。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

キャラクターや遊びやすさは評価されていましたが、やはり一人プレイでのキャラ死亡時の仕様や、探索が面白くないことは共通の問題として指摘されていましたね。

 

総評

本作は『悪魔城ドラキュラ』風ですが、実際のところは『ロックマン』や『魔界村』的なステージクリア型の作品になっています。

キャラクターを切り替えてステージを進んで行くというのはよいのですが、一人プレイのばあい、片方が死ぬともう片方がチェックポイントまで戻されてしまい、いろいろと面倒なことになってしまいます。

ただドット絵は可愛いですし、ゲーム自体はとっつきやすいので、『ぎゃる☆がん』のファンやキャラクターが好きな方はプレイしてみるのもいいとは思います。