『Dream Tactics』評価は「好評」 レビューと感想ーGBA風デッキ構築型SRPG【Steam】
カードデッキをつかったゲームボーイアドバンス(GBA)風グラフィックのストラテジーRPG『Dream Tactics』。
Spectra Entertainmentが開発し、Freedom Gamesによって2024年4月15日にSteamで配信されました。
GBAやJRPGを意識した作風になっていますね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はカードを使ったデッキ構築型のストラテジーRPGです。
崩壊の危機にあるドリームワールドを救うため、魔法少女ネルが仲間たちとともにピロウ軍団に立ち向かいます。
ドリームランドを探索しつつ、バトルは『ファイアーエムブレム』シリーズなどのようなターン制のSRPGになっています。グラフィックはGBAスタイルのドット絵と色合いですね。
Freedom Gamesはカナダのインディーデベロッパーで、『ファイアーエムブレム』シリーズや『ファイナルファンタジータクティクス』などにインスパイアされて本作を開発したとのことです。
ただゲームシステム自体は今風で、デッキ構築型ローグライクゲームのようにカードデッキからカードを5枚引き、コストを消費して攻撃や回復などのさまざまなアクションをおこなっていきます。次のターンにまたデッキからカードをドローしなおすというやつですね。
カードの組み合わせによって、コンボなどが可能になります。
装備アイテムにもコストがあり、レベルを上げることで装備できるものを増やしていけます。
カードデッキはキャラクターごとに特徴があるので、うまくつかっていきましょう。キャラクター間でカードトレードをすることもできます。
それとローグライクモードとして、「スーパーハード」が用意されています。ようするに死んだら終わりのパーマデス方式というやつですね。
難易度調整はできますので、自分にあった難易度でプレイすればいいでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「好評(95%、24人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・アニメ調のキャラクターが可愛い。敵も可愛い。
・GBA風ドット絵がおっさん世代にはなじみやすい。
・ただのSRPGではなく、カードデッキをつかった戦闘が楽しい。
・キャラクターごとに特徴があって良い。
・キャラクター同士のシナジーが弱い。
・アートワークが素人っぽい。
・戦闘が長くなりすぎることがある。
・ゲームバランスがあまりよくない。
細かい点についてはインディーゲームならではの粗もありますが、全体的には好評になっています。とくにGBAをプレイしてきたおっさん世代には受けがいいようですね。
総評
本作はGBA風のグラフィックでなつかしさがありながらも、ゲーム自体はデッキ構築型ローグライクゲームの要素を取り入れ、現代風のハイスピードなゲームシステムにしています。
またキャラクターもアニメ調で、日本人にもなじみやすい雰囲気になっています。
子供のころにGBAを楽しんでいた方や、昔の伝統的なSRPGが好きな方は、本作を試してみてもいいとは思います。