
『AVOWED』は、『Fallout: New Vegas』や『The Outer Worlds』で知られるObsidian Entertainmentが開発し、Xbox Game Studiosがパブリッシャーを手がける準オープンワールド型ファンタジーRPGです。
2025年2月19日にSteam・Xbox Series X|S・Battle.netにて発売されました(Xbox Game Pass対応)。
だらだらと2ヶ月ぐらいかけてやっとクリアできました。
サブクエストも含めるとけっこうなボリュームがあり、後半はさすがに疲れたのでメインクエスト中心で進めていきました。

2ヶ月もかかったのニャ? だらだらしすぎなのニャ
まあそれが筆者のスタイルなので(笑)。
今回は本作のレビュー・感想・評価を語っていきます。
『AVOWED』クリア!レビュー・感想・評価
『スカイリム』との違い
本作と『スカイリム』の違いですが、『スカイリム』は用意された世界のなかでサンドボックス的に生活していくゲームなのに対して、本作はメインストーリーを中心に、さまざまな選択をしながら進んでいきます。
『スカイリム』のような自由な冒険を期待すると肩透かしを食らうとは思います。

どこへでも行けるゲームを期待したら違ったのニャ。
そうなんですよね。
「オープンワールド」というよりは「ゾーン制の準オープンワールド」という表現の方が正確です。
Obsidian自身も開発段階でゾーン制を採用した理由として「オープンワールドはペース調整が難しい」と語っており、意図的な設計です。
選択の重さがすごい
またどのような選択をしても、全員がハッピーになることはなく、誰かが得をすれば誰かが損をするみたいな展開が続いていきます。
RPGというか、アドベンチャーゲーム的な感じですね。
決断のひとつひとつがけっこう重たいです。

トロッコ問題が延々と続く感じなのニャ
まさにそれです(笑)。
「どっちを選んでも後味が悪い……」という展開が多く、気軽にプレイしているとじわじわ精神的に削られてきます。
これをストレスと感じるか、リアルさと感じるかで評価が分かれそうです。
仲間キャラクターについて
旅の仲間になるのは4人で、そのうちの2人を戦闘要員として連れていくことができます(野営地で入れ替え可能)。
この4人の中でジャッタが回復やバリアを使えるので、結局最後までジャッタを外すことができませんでした。

ジャッタ依存症なのニャ
ジャッタがいないと安定感がまったく違うので、実質的にパーティーの1枠は固定という感じです。残り1枠をどう使うかが悩みどころでした。
仲間たちのツッコミはけっこう面白いです。
プレイヤーの行動や選択にリアクションしてくれるので、一人で冒険している感じがしないのはよかったと思います。
登場人物の価値観について
登場人物たちはファンタジー世界の住人というよりも、現代人をそのまま反映しているようなしゃべり方や価値観を持っています。
マイノリティへの配慮みたいなのもあったりします。
この辺りを受け入れられるかどうかがカギになってきますね。

ファンタジーなのに現代人がいっぱいいるのニャ
世界観のリアリティを求める人には違和感があるかもしれません。
ただ、Obsidianは「意図的にそうしている」と開発者インタビューで明言しており、キャラクターの道徳的なグレーゾーンや複雑さを表現するためのデザイン選択のようです。
筆者は最初少し戸惑いましたが、途中からは気にならなくなりました。
総評
自由に冒険するというタイプのRPGではありませんが、さまざまな決断をしながら物語の展開を楽しみたいというプレイヤーには刺さる作品だと思います。
重たい選択の連続・仲間との掛け合い・準オープンワールドならではのテンポの良さ、これらが好きな人には間違いなくおすすめできます。
逆に「とにかく自由に冒険したい」「全員ハッピーな結末が好き」という方には向かないかもしれません。
なんにしろ、コテコテの西洋ファンタジーが遊びたいという方にはよい作品とは思います。



