PC版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』レビューと評価・感想ー遊びやすい王道RPG
ドラゴンクエストシリーズ最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』。
スクウェア・エニックスによって、2020年12月5日にSteamで配信されました。
3Dと2Dを切り替えて遊べるのが特徴ですが、筆者はPC版をずっと3Dでやっていました。
ドラクエは3Dになっても、やっぱり遊びやすいゲームですね。現在は「XBOX GAME PASS」でもプレイできます。
どんなゲーム?
説明する必要もないかと思いますが、国民的人気のゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの第11作目です。
もともとはPS4とニンテンドー3DSで、2017年7月29日にリリースされたものです。
海外ではSteam版も出ていましたが、当然のように日本では購入できませんでした。
外部サイトでコードを買って遊ぶという方法も無くはないのですが、日本語はありませんので、英語で遊ぶことになります。
PS4版は3Dですが、ニンテンドー3DS版は伝統的なトップビューの2D画面になっています。
2019年9月27日には本作(以下「11S」)がニンテンドースイッチでリリースされました。
「11S」ですが、2Dと3Dの切り替えが可能なのと、キャラクターボイスが追加されているのが大きな違いでしょうか(ボイスはOFFにもできます)。
追加ストーリーもあり、いわゆる完全版的な内容になっています。
ストーリー自体は「11」とおなじなので、わざわざもう一度プレイするほどでもないかなとは思います。
初プレイの方は「11S」から始めるといいでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(94%、1131人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・ストーリーが面白く、先が気になる。
・レベル上げが楽しい。
・戦闘がターン制なので忙しくない。じっくり遊べる。
・ボイス付きなのが良い。
・音楽がすばらしい。
・ストーリーが王道過ぎて子供向けに感じる。
・サラサラヘアーの主人公が無表情で感情移入しにくい。
・クリアまでが長い。
・立体構造のマップがわかりづらい。
全体的には評価はいいのですが、良くも悪くも「ドラクエ」ですね。
大衆受けするぶん、尖った部分は少ないRPGです。
総評
レベルを稼いで、ストーリーを進めて……という王道RPGです。
とっつきやすく、誰にでも遊びやすいゲームといえるでしょう。
そのぶん、意外性みたいなものは少なく、テンプレートどおりの「ドラクエ」の物語が進んでいきます。
実際のところ、ゲームは斬新なものよりも、昔遊んだものやシリーズもののほうが好まれる傾向があります。
Steamのレビューで批判している人も、プレイ時間が数十時間と長いですしね。
ドラクエ好きなら遊んでおきたい作品といえるでしょう。