『ライザのアトリエ2』レビューと評価・感想ー安定した面白さの続編【Steam】~失われた伝承と秘密の妖精~
アトリエシリーズ最新作『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』。
コーエーテクモゲームスによって、2021年1月26日にSteamで配信されました。
本編で数えると22作目になりますね。
それではレビューと評価を見ていきましょう。前作のレビューは以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は、前作『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』から3年後の世界が舞台となっています。
前作に比べてアクションが大幅に増え、ロープ移動や壁登り、水中を泳ぐなどができるようになりました。それに伴い、移動範囲も増えています。
また前作のリアルタイムバトルですが、本作でも健在です。
慣れたらそんなことはありませんけど、『ドラゴンクエスト』世代にはターン制バトルのほうがいいかなという気もします。
調合は前作よりもやりやすくなっていますね。ただ素材が多いことから、ちょっと面倒という点もあります。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(92%、643人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・自由度が高く、ゲーム内で作れるものが多い。
・キャラクターの造詣が良い。
・やり込み要素が多い。
・錬金関連は前作よりやりやすくなっている。
・前作を遊んでいないと意味がわからない部分が多い。
・戦闘バランスが悪い。
・素材が多すぎて管理が面倒。
・前作に比べてストーリーが微妙。
全体的には評価の高い作品となっていますが、素材の管理の面倒さがやはりネックになってきますね。これは本作だけではなく、アトリエシリーズ全般にいえることですが。
ストーリーや人間関係も前作をプレイしたことがある前提で進んでいきますので、基本的には前作をプレイしたことのある方用の作品といったところです。
総評
あくまで「前作を遊んだことがあるユーザー向け」の作品です。
いきなり本作から始めてしまうと、「この人誰?」みたいな状態になるかと思います。
まだ前作を遊んでいない方は、さきに前作に手をつけてからのほうがいいかと。
逆に前作をプレイ済みであれば(そして気に入ったのであれば)、本作をプレイして損はないかと思います。