バンドルの闇Indiegala「Lunar Voyage Bundle」ゲームレビューとバンドル評価【読んで楽しむバンドル】
質はともかく、マイナーなインディーゲームを多くあつかうIndiegalaのゲームバンドル。旧正月に合わせて「Lunar Voyage Bundle」の配信が始まりました。
今回のゲームは6本、価格は2.49ドルです。闇は深いのか、さっそくゲームのレビューをお届けします。ちなみに前回の記事は以下のリンクです。基本的に読み物として書いています。
Feathery Ears 羽耳
Feathery Ears 羽耳(2019年11月10日、1,010円、評価不能、日本語有り)
おそらく今回のバンドルでの一番の目玉商品。羽耳の少女「一光美沙」が活躍する3Dアクションゲームです。ジャンプアクションを駆使しながら星を集めてゴール地点へ向かうという内容で、武器として炎の剣を使うことができます。日本語もサポートされています。
Steamストアページの説明では、「たった2ヶ月で作り上げた」とのこと。
動きもグラフィックも悪くないので、ゲームとしてはしっかりしています。内容はさきほど述べたとおり、ゴールに向かうというシンプルなものです。
Wings of Glass 玻璃の羽
Wings of Glass 玻璃の羽(2019年2月11日、620円、好評(95%、21人)、日本語有り)
『Feathery Ears 羽耳』とおなじデベロッパーSayuri Artsyの作品。玻璃の羽を持つ少女「蜉蝣」を操作して、ステージ内にあるグラスウイングを集めるといった内容です。
アクションより謎解きが中心になっていて、敵を攻撃したりというのはありません。ジャンル手的にはアクションパズルゲームですね。Steamストアでの評価も悪くはありません。ニンテンドー64が好きだった人には刺さると思います。
Dave
Dave(2018年11月30日、820円、好評(100%、14人中)、日本語無し)
『Limbo』的な影を使ったグラフィックのアクションパズルゲーム。死にゲー的なものですね。アクション性は高く、グラフィックもよくできています。Daveという農民が主人公で、王国に迫る危機に立ち向かいます。
評価人数は少ないですが、Steamストアページでは全員が好評を付けています。作りがしっかりしている良作です。
Vanguard Knights
Vanguard Knights(2019年1月10日、520円、評価不能、日本語無し)
アーケードスタイルの3Dシューティングゲームです。スーパーファミコンであった『スターフォックス』などの3Dシューティングゲームを思い出させます。
開発者が『スターフォックス』のファンらしく、リスペクトしたような内容になっています。ゲームの動きも悪くなく、及第点の作品といえるでしょう。
GraFi Lunar
GraFi Lunar(2020年1月3日、205円、評価不能、日本語有り)
物理パズルゲーム。コインを転がして、地面の色が違う目的地に到着すればクリアです。モバイルゲームでありそうなカジュアルゲームですね。プログラム自体は簡単そうで、小遣い稼ぎ臭がします。
バンドル入りがちょっと早すぎますね。Steamストアページでも、誰も評価していないという状態です。最初から小遣い稼ぎを狙っていた作品かと思われます。
Choco Pixel
Choco Pixel(2019年12月11日、205円、評価不能、日本語有り)
さきほどとおなじデベロッパーBlender Gamesの作品です。壁に突き当たるまで止まらない車を操作して、ゴールを目指すパズルゲームです。プログラミングの課題でありそうなゲームですね。これも小遣い稼ぎで作られた感があります。
まとめ
『Feathery Ears 羽耳』『Wings of Glass 玻璃の羽』『Dave』『Vanguard Knights』4作品はまともなものでした。
ただ残りの2作品は小遣い稼ぎ的作品です。
前回とおなじく、Indiegalaは小遣い稼ぎ作品を仕込んできます。バンドルの評価を落とすだけなので、4作品のみのほうが良かったのではないかという気もします。4作品が欲しければ買いといったところでしょう。