『クラフトピア』レビューと感想、評価:自由度の高いオープンワールドサバイバル【Steam新作】

2020年9月9日ゲーム評価アクション, サバイバル, レビュー

Craftopia

マルチプレイも可能なオープンワールドサバイバルゲーム『クラフトピア(Craftopia)』。POCKET PAIRによって、2020年9月4日にSteamで早期アクセス版が配信されました。

前人気がけっこう高かったのニャ。

グラフィック的にも、日本人にも馴染みやすい可愛い系のものになっていますしね。事前に公開された動画もインパクトのあるものが多かったです。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

クラフトピア

本作はサンドボックス型の、クラフト要素をメインとしたサバイバルゲームです。

基本的な部分は他のサイバイバルゲームと同じで、木を切り倒したり、岩を砕いたりして素材を集め、クラフトをしていきます。

空腹度もあるので、食糧確保もしなければなりません。

本作の特徴としては、指定されたアイテムを「文明の祭壇」に捧げることで、文明を進めることができます。

原始的な道具を使用していた時代から、文明を進めてさらなる便利な道具をアンロックすることが可能。

ゲーム初期は石器時代ですが、時代を進めることによって農耕時代へと進化します。人類の歴史のように、獲物を求めて移動を続ける狩猟生活から、農耕による定住生活へと移行することができますね。

また本作では料理を作ることも可能で、これも時代を進めることによって複雑なものを作ることができるようになります。

時代を進めていくことにより、手作業でやっていたことを自動化させることも可能ですね。

それと本作はレベル制を採用しています。島内にはダンジョンなどもあり、RPGのように敵との戦闘も楽しむことができます。

全体的に自由度が高く、クラフトも冒険も楽しみたいという人には打って付けのゲームです。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(81%、2936人中)」になっています。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・取っ付きやすいグラフィックとキャラクターデザイン。

・クラフトもRPGもストーライフも楽しめる欲張り仕様。

・文明を進化させることができるという目標があるのでダレにくい。

・多くのポテンシャルを秘めた作品。

悪かった点

・いろいろな作品から良いとこ取りをしているので、世界観に統一感がない。

・ユーザーの意見を取り入れすぎているのか、現状はごちゃごちゃした雑な印象。可能性は感じる。

・『マインクラフト』のような1枚マップではなく、いくつかのマップがあってそれを移動する形になっている。移動のたびに建築などが最初からやり直しになる。

・現状はあくまで開発途中段階。それを許容できる人が買うべき。

ゲームの遊びやすさやグラフィック、目的を持ってプレイできることなどが評価されています。

その一方で、他のゲームからいろいろな要素を取ってきていることから、統一感のないゲームプレイに不満を抱いている人も見られました。

 

総評

現状はまだ早期アクセスであり、開発者も「みんなが納得できる作品になるにはまだ時間がかかる」と述べています。

現在のところ、いろいろな要素を詰め込んで、とにかくユーザーを楽しませたいという気持ちはよく伝わっているとは思います。

開発者がアップデートをあきらめなければ、今後さらなるコンテンツを追加したり、バグフィクスや操作性の改善をおこなうことで、面白いゲームに変わっていく可能性は高いでしょう。

今後の動向を見守っていきたいと思います。