『DIMENSION REIGN』評価は「好評」:ダブル主人公のローグライクカードゲーム【新作レビュー】

2020年5月25日ゲーム評価カードゲーム, レビュー, ローグライク

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2人のキャラクターを使って敵を倒していくデッキ構築型ローグライクゲーム『DIMENSION REIGN』。 ScopeNextによって、2020年3月19日にSteamで早期アクセス版が配信されました。日本語対応というか日本語のみです。

『Slay the Spire』のフォロワーゲームかニャ。

基本的にはそうですが、プレイキャラクターは2人になっています。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。

 

どんなゲーム?

DIMENSIONREIGN

本作はサイドビューのデッキ構築型ローグライクゲームです。ローグライクの定義についてはこちらの記事を参照してください。

ぱっと見は『Darkest Dungeon』も混じってるニャ。

たしかに画面構成は似ていますね。

本作では2人の主人公それぞれにジョッブを設定し、レベルアップやスキルビルドがおこなえます。スキルの組み合わせを上手くつかうことでコンボやシナジーを生み出すことができます。

本作の特徴ともいうべき点は「ブレイクチェイン攻撃」がおこなえることです。敵を倒すことによってさらに攻撃をすることが可能。

しかもチェイン攻撃をつなげるごとに攻撃力も上がっていくため、延々と大ダメージで攻撃し続けるという爽快感があります。「遊戯王」でインセクター羽蛾を相手に、「バーサーカーソウル」でモンスターカードを引き続ける感じですね。

ずっと俺のターンニャ。

詰将棋的な要素もある、爽快感ローグライクカードゲームです。

ただし武器(カード)に耐久力があるので、リソース管理が必要になってきます。一方的に敵を殴るだけでなく、強い武器はここぞというときにとっておくなどの戦略も必要になるでしょう。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「好評(94%、18人中)」になっています。

本作の良かった点については以下のとおりです。

良かった点

・一方的に相手を倒すという爽快感。

・スタイリッシュなキャラクター。

・早期アクセスとは思えない完成度。

・中毒性がすごい。 

爽快感のあるブレイクチェーン攻撃は好評ですね。

一方、悪かった点については以下のとおりです。

悪かった点

・全体的に大味。

・システムがわかりづらい。

・リソース管理をしないと詰む。

システムに関しては、最初プレイしたときはわけがわからない可能性もあります。ただしばらくプレイしていればわかるようになり、一方的に敵を倒せるようになるでしょう。

リソース管理も重要なので、計画的に戦っていくのがいいかと思います。

 

総評

本作は『Slay the Spire』のフォロワーですが、2人の主人公による連携攻撃や、「ブレイクチェーン」システムによる一方的な蹂躙など、爽快感のあるローグライクカードゲームに仕上がっています。

「遊戯王」などのTCGのように、コンボ状態に持っていって一気に畳み込んで勝利する快感が得られるゲームともいえるでしょう。

現在はまだ早期アクセスですが、『Slay the Spire』好きな人はもちろん、「遊戯王」などTCGが好きな人にもおすすめできる作品です。

↓次回の新作インプレッション。