『Dungeon Drafters』評価は「やや好評」 レビューと感想ーデッキ構築ローグライクSRPG【Steam】ダンジョンドラフターズ

ゲーム評価RPG, シミュレーション, レビュー, ローグライク

Dungeon Drafters

デッキ構築カードゲームとターン制ストラテジーを組み合わせたローグライクRPG『Dungeon Drafters』。

Manalith Studiosが開発し、DANGEN Entertainmentによって2023年4月27日にSteamで配信されました。

『不思議のダンジョン』みたいな感じなのニャ。

それとはちょっと違って、本作はシミュレーションRPG的な感じですね。スーパーファミコン風なドット絵グラフィックになっており、『聖剣伝説2』の音楽を手がけた菊田裕樹氏もゲストとして楽曲提供をしています。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

Dungeon Drafters

本作はシミュレーションRPG的なターン制ストラテジーと、カード構築型ローグライクゲームを組み合わせた内容になっています。

6人(人じゃないのもいますが)の冒険家から一人を選んでプレイしますが、町で変更できるので、あまり気にしないで直感で選んでしまえばいいでしょう。

ゲームはダンジョンを踏破するタイプのものですが、『不思議のダンジョン』シリーズのようなガチローグライクのように1ターン1ターン進んでいく形ではなく、部屋に入ったらターン制ストラテジーでのバトルが始まるという形です。

『不思議のダンジョン』だと思って買うと、けっこう内容が違うので注意のニャ。

バトルではカードデッキを使った戦いになります。

カード属性は5種類あるのですが、正直なところ緑が極端に強いかなという感じです。

1ターン中に移動も含めて3回行動できますが、緑は移動を伴った攻撃や、行動力やドローを増やしたりできるので、圧倒的に手数が有利になります。

やりようによっては「ずっと俺のターン」が実現してしまいますね。

初期の「遊戯王」みたいニャ。

そんなわけでゲーム自体の難度は低めですが、それゆえに爽快感があり、カジュアルにプレイしやすいというのがあります。

ターン制ストラテジーが苦手な方でも手軽に遊べるので、ゲームとしてはおすすめですね。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「やや好評(72%、236人中)」になっています。

ちょっと微妙な感じになってるニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・ドット絵がすばらしい。

・ゲームのテンポが良い。

・カードコンボが気持ちいい。

・難度がちょうどよく、イライラしないでプレイできる。

悪かった点

・『不思議のダンジョン』タグは詐欺。

・カードバランスが悪く、緑が強過ぎ。

・★3以下のレアリティのカードは、1枚あれば何枚でも購入できるため、好きなデッキが作りたい放題。

・ターン制ストラテジーとしては簡単すぎる。

『不思議のダンジョン』を期待していた人からは、内容がだいぶ違うので批判がありますね。

あとカードバランスで緑が強すぎると思っている人も多いようです。

遊びやすさとしては好評ですね。

 

総評

本作は『不思議のダンジョン』とは違って、カードデッキを使ったターン制ストラテジーなので、「期待していたものと違う」となる可能性もあります。購入前には注意しておいたほうがいいでしょう。

ゲーム自体はそれほど難しくなく、シミュレーションRPGが苦手な人でもカジュアルに遊べる内容になっていますね。

カードバランスはよいとはいえませんが、それゆえに「ずっと俺のターン」で爽快感を味わうことも可能です。

プレイしていて楽しいゲームなので、興味のある方はぜひ遊んでみてください。