『三國志14』武将能力:朱儁の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その183】|三国志14

2020年7月17日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第183回目は、皇甫嵩とともに黄巾の乱鎮圧で功績のあった朱儁しゅしゅん)についてお届けします。前回の皇甫嵩は以下のリンクから。

 

人物について

朱儁、字は公偉(こうい)。会稽郡・上虞県の人です。

幼いころに父を亡くし、家は貧しく、母親が生計を支えていました。

朱儁は親孝行で、義を重んじ財を軽んじたことから、県の門下書佐となります。

同郡の周規が三公の役所から招聘されると、お金が足りなかったことから、母親のお金をこっそり分け与えました。

本当に親孝行なのかニャ。

当然母親には責められましたが、朱儁は、

「小さな損は大きな利益になり、最初は貧しくともあとで富みます」

といいました。

朱儁は人助けをしても名乗り出ることはなく、上司の尹端が死刑にされそうなときも、役人に賄賂を贈って助けました。尹端は誰に助けられたのかわからなかったといいます。

交趾で反乱が起こったとき、朱儁は交州刺史に任じられ、反乱を鎮圧しました。この功績によって都亭侯に封じられ、諫議大夫となります。

交州の刺史になっていたのニャ。

黄巾の乱が勃発すると、前回の皇甫嵩とともに鎮圧にあたります。この功績で西郷侯・鎮賊中郎将に任じられました。

董卓が都を牛耳るようになってからは、朱儁は董卓の専横に反発します。董卓が長安へ遷都したときも、朱儁は洛陽に残りました。そして董卓に反する諸侯たちと連絡を取り合いましたが、董卓の反撃を恐れて荊州の劉表を頼ります。

のちに兵を率いて洛陽へ戻りましたが、戦乱で荒廃していたことから中牟に駐屯しました。

董卓が殺されたのち、李傕郭汜がその後釜となると、朱儁は彼らの招きに応じて入朝します。朱儁としては献帝に忠誠を尽くすことが重要と考えたのです。

しかし李傕と郭汜が内乱を起こしたさい、両者の和睦をはかるもうまくいかず、憤死してしまいました。

そのあたりは『三国演義』と似たような感じなのニャ。

『三国演義』だと、黄巾の乱で劉備とともに戦っていましたね。しかし黄巾の乱後に、宦官への賄賂を拒否したことで罷免されています。

今回はそんな朱儁の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:84
武力:63
知力:70
政治:71
魅力:75
主義:割拠
政策:火計研究(Lv4)(火計の効果が上昇。LVで火罠解放)
親愛武将:袁遺、皇甫嵩、孫堅、盧植
嫌悪武将:董卓

バランス良いニャ。

統率も80台ですし、知力・政治・魅力も70台あり、なかなか使い勝手のよいステータスですね。

シリーズ前半は凡将といったステータスでしたが、シリーズが進むにつれて評価が上がっていった武将です。

 

個性について

火攻:自ユニット、太守として所在する都市への火の被害が減少。「火計」の成功確率が上昇。

召募:募兵担当官に任命すると、兵士が上昇しやすい。

慰撫:所属都市に所在していると、賊が出現しなくなる。

粉砕:障害物を攻撃したさい、耐久を大きく減らす。

内政スキルもあるのは便利ニャ。

慰撫」は賊の出現をおさえることができるので、場所によっては重宝します。うまく使っていきましょう。

 

陣形と戦法

陣形

雁行、鶴翼、投石

皇甫嵩から「衝車」を抜いただけニャ。

それ以外はぜんぶおなじですね。似た感じで運用できるかと思います。

戦法

火矢:発火。対拠点可。

業火:発火。対拠点可。

牽制:敵の攻城+破城ダウン。

投石:耐久ダメージ+ダメージ。対拠点可。

これも皇甫嵩と似たようなものニャ。

火矢」「業火」「投石」は皇甫嵩と被っていますね。

牽制」があるあたり、「攻めの皇甫嵩、守りの朱儁」みたいな位置づけになっているのかなとは思います。

 

総評

朱儁はバランスの取れたステータスを持つ武将です。統率は80以上、知力・政治・魅力も70以上あります。

また内政用の個性として「召募」「慰撫」もあります。賊が出現しそうな場所に配置するのもいいでしょう。

戦法は都市攻め用と守備用のものがそろっていますので、状況に合わせて使い分けるのがいいかと思います。

全体的にバランスのいい武将ニャ。

次回は盧植です。