『三國志14』武将能力:盧植の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その184】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第184回目は、劉備の師であった盧植(ろしょく)についてお届けします。前回の朱儁は以下のリンクから。
人物について
盧植、字は子幹(しかん)。劉備と同郷の涿郡・涿県の人です。
盧植は若いころ馬融に師事し、鄭玄と同門で交友関係がありました。
盧植には強い意志と節義があり、つねに世を救おうという気持ちを抱いていました。容易に同調しなかったため、州郡に招聘されても応じませんでした。
建寧年間に博士として召し出され、そののち九江太守となりました。しかし病気のため、官職を去ってしまいます。
それからは学者として活動し、『尚書章句』『礼記解詁』などを著していました。また劉備や公孫瓚が盧植に師事しています。
のちに復官し、昇進して侍中・尚書となりました。
黄巾の乱が勃発すると、盧植はその鎮圧にあたります。
張角の軍を大いに破って広宗へと追い詰めますが、朝廷が派遣してきた左豊の賄賂要求に応じなかったことから讒言され、捕まって官職を剥奪されてしまいました。
のちに皇甫嵩が盧植の功績をたたえたことで許され、ふたたび尚書に任命されます。
董卓が都の権力を握ったときに、少帝(劉弁)を廃して献帝(劉協)を立てようとしました。盧植はこれに反対したことから処刑されそうになりますが、蔡邕らのとりなしによって助かります。
以降は老齢と病気を理由に官職を退きました。上谷の軍都山に隠れ住み、初平3年(192年)に亡くなったといいます。
今回はそんな盧植の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:86
武力:63
知力:82
政治:85
魅力:85
主義:王道
政策:経世済民(Lv2)(内政の全政策の効果を発揮)
親愛武将:公孫瓚、皇甫嵩、蔡邕、朱儁、劉備
嫌悪武将:董卓
シリーズ初登場は『三國志4』からですが、そのときからいまのようなステータスでしたね。潰しのきく武将です。
それと余談ですが、武将の名前をあいうえお順に並べたときに、盧植が一番最後になります。
個性について
崩壁:自ユニットの破城が上昇(艦船・兵器以外)。
泰然:兵站切れしたさい、自ユニットが異常状態にならない。
明鏡:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニットが「混乱」になったさい、その期間を短縮。
名声:地域担当官に任命すると土地占領が拡大。捕虜になったときの身代金が増加。
学者:君主と自分の主義がおなじばあい、毎ターン主義経験値を獲得。
「名声」があるので、土地拡大用として地域担当官に配置するのもいいでしょう。
また主義が王道なので、劉備などの配下になれば「学者」がうまく機能するとは思います。
陣形と戦法
魚鱗、方円、鶴翼、衝車
兵器を持っていますが、「崩壁」の個性もあるので、どちらでいくかは状況に合わせてといったところですね。
連弩:ダメージ+「足止」。対拠点可。
牽制:敵の攻城+破城ダウン。
鯨波:味方の破城アップ+敵の攻軍ダウン。対拠点可。
鼓舞:味方の士気アップ。対拠点可。
衝車:耐久ダメージ。対拠点可。
攻守ともに使える戦術がそろっていますので、これも戦況に合わせて選ぶといいでしょう。
総評
盧植はバランス型の武将で、武力以外は80台となっています。そのため戦闘・内政と幅広くこなすことができるでしょう。
個性としては「名声」があるので、地域担当官にして領地拡大に使うのもいいかと思います。
兵器も持っていますし、いろいろな場面に対応できる武将になっています。
次回は韓遂です。