『Evoland 2』クリア!レビューと評価・感想ーRPGから対戦格闘までレトロゲームてんこ盛り【Steam】Evoland Legendary Edition
RPGからシューティング、アクション、対戦格闘などのレトロゲームを追体験していけるRPG『Evoland 2』。
Shiro Gamesが開発し、Shiro Unlimitedによって2015年8月25日にSteamで配信されました。
最近急にレトロゲーム熱が強まってきて、やっとクリアしたといったところですね。
ちなみに筆者の遊んだのは『Evoland』『Evoland 2』がどちらも含まれている『Evoland Legendary Edition』。こちらは2019年にリリースされたものです。
ちなみに『Evoland Legendary Edition』の1のほうは日本語がバグっているので、そもそも2のほうしかプレイできない状態です。2は問題なく日本語でプレイできます。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はレトロゲーム好きな人向けといった内容の、ゲームの歴史を追体験できるようなRPG『Evoland』の続編となっています。ただストーリーはつながっていないので、本作からプレイしてしまっていいでしょう。
前作はコマンドRPGを中心とした内容になっていましたが、本作はアクションRPGを中心として、以下のようなジャンルのゲームが登場します。
・アクションRPG
・コマンドRPG
・横スクロールプラットフォームアクション
・縦シューティング
・横シューティング
・対戦格闘
・ベルトアクション
・パズル
・シミュレーションRPG
・リズムゲーム
さらにゲーム画面が「ファミコン」的な2Dと、色彩が鮮やかになった「スーパーファミコン」的な2D、さらにポリゴンによる3Dの3種類を切り替えていく内容になっており、しかもこの切り替えを使ってステージを進めていかなければならない場面もあります。
「対戦格闘」だともろに『ストリートファイター2』的な感じの内容になっており、もろに「昇竜拳」「波動拳」の声が飛び交っています。
ベルトアクションは『ダブルドラゴン』的な内容になっていて、もろに『ダブルドラゴン』に登場しているような敵が出てきます。
さらには、マ〇オやリ〇ク、『キン〇ダムハーツ』の主人公など、あまりケンカを売らない方がいいような企業のキャラクターが後ろ姿で出てきたりなど、もろな部分がけっこう多いですね。
ゲームは前作に比べてアクション多め、パズル多めです。
とくにラスボスは連続戦闘で、横スクロールアクションやシューティングまでこなさないといけないので、アクションが苦手な人には厳しいものがあるかもしれません。一番簡単な難度でもそこそこ難しいです。
しかし頑張ればクリアできる程度のものなので、昔ファミコンを遊んでいたときの感覚で頑張ってプレイするといいとは思います。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(89%、1748人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・パロディが多くてとにかく楽しい。
・ゲームのジャンルが豊富。
・マップの出入りでオートセーブがあるので気楽にプレイできる。
・ゲームとしても出来の良い作品になっている。
・マップを使ったパズルがちょっと面倒。
・仲間の能力を使ったあとのクールダウン時間が長め。
・パロディにやりすぎ感がある。
・多彩なジャンルをとりそろえた分、RPG部分は弱くなっている感じがある。
開発者のレトロゲームへの愛は大いに評価されていますね。
細かい点への不満はありますが、総じて好評な作品となっています。
総評
「レトロゲームが遊びたいけど、昔やったゲームをいまやってもなあ……」という方には、本作がちょうどいいとは思います。
いまからだと『Evoland Legendary Edition』を買ったほうがいいですが、こちらは1のほうの日本語化に難点がありますね。
あと基本的にレトロゲームに思い入れがない若い人にはけっこう置いてけぼりな展開もあるので、そのあたりも注意が必要とは思います。