『Wartales』評価は「非常に好評」 レビューと感想ー傭兵団を率いるオープンワールドSRPG【Steam】日本語化不可
傭兵団を率いて中世風世界を冒険するオープンワールドシミュレーションRPG『Wartales』。
『Evoland』シリーズでおなじみのShiro Gamesが開発し、Shiro Unlimitedによって、2023年4月12日にSteamで正式版が配信されました。
開発力のあるデベロッパーですしね。
筆者としては先日『Evoland2』をクリアして記事をアップしたばかりなので、謎のタイムリーさがあります。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は広大な中世風の世界を舞台に、傭兵団を構成して自由に生きていくオープンワールドシミュレーションRPGです。
基本的には『Battle Brothers』的な内容ですね。グラフィックが良くなった『Battle Brothers』といった感じの作品ともいえます。
各地を旅しながら依頼を受けたり、探索をしたりなど、好きなように各地を旅して自分の軍団をパワーアップしていくというプレイになります。
育成要素としては、資源を集めて野営地をアップグレードしていくことができます。また傭兵たちの装備を整え、ステータスを割り振って育てていくことも可能。
戦闘ですが、ターン制のシミュレーションRPG方式でおこなわれます。自分の軍団をちまちまと育てていきたい方や、『Battle Brothers』が好きな人には楽しめる内容になっていますね。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(90%、9653人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・グラフィックとゲームの雰囲気が良い。
・育成要素に中毒性がある。
・マップ探索が楽しい。
・難度選択ができるので、初心者でも問題無くプレイできる。
・キャラクタークリエイトのバリエーションが少ない。
・キャラクターの育成システムに無駄なパラメータが多い。
・武器が職業ごとに固定されているので個性を出しにくい。
・こちらの人数に合わせて敵が増えるので、軍団を大きくすると戦闘に時間がかかる。
キャラクタークリエイトに対する不満はけっこう見られましたが、全体的には中毒性の高い作品として好評を得ています。
総評
本作は『Battle Brothers』のように、自分の傭兵団を率いて各地を旅したいという方にはうってつけの作品です。
とくにダラダラとターン制シミュレーションRPGをプレイしたいという層には、ちょうどよいシステムになっているとは思います。
細かい問題点もありますが、シミュレーションRPG好きな人は本作を試してみるといいでしょう。