『The Outlast Trials』評価は「圧倒的に好評」 レビューと感想ーCOOP型鬼ごっこアクション【Steam】
4人までの協力プレイが可能なサイコホラーアクション『The Outlast Trials』。
Red Barrelsによって、2023年5月19日に早期アクセス版がSteamで配信されました。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作はアクション性強めの、一人称視点ステージクリア型サイコホラーゲームです。
被験者となったプレイヤーの目的は、施設から生き抜くことです。
ゲーム自体は過去作とおなじように、追いかけてくる敵がいて、隠れたりしてそれを避けながら指定された試練(Trials)をクリアします。
まあ、ようは『Dead by Daylight』の鬼役をAIが担当してくれてるという感じですね。鬼を人間が担当しなくていいぶん、イライラはなくなります。
現在のところは警察署・遊園地・孤児院のステージが用意されています。なんか全体的にどことなく『バイオショック』っぽさを感じました。
今回は4人までの協力プレイも可能になっており、フレンドと一緒にワイワイ遊ぶのもよいでしょう。
以前までの一人で探索とは違って、仲間がいるとかなり雰囲気が変わりますね。
正直なところ、ゲーム自体は過去作に比べてあまり怖くはないかなという感想です。それこそステルスアクションゲームのノリでプレイしてしまえるでしょう。リプレイ性も高いです。
本作はむしろ、わざとホラーゲームとしての怖さを少なくして、アクションゲームをプレイしたいプレイヤーに広い間口をあたえたという感じですね。
ただそれなりに残酷表現も多いので、グロが苦手な方は注意です。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(95%、4307人中)」になっています。
過去作も圧倒的好評でしたしね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・ホラー抜きにしても、ステルスアクションとして十分面白い。
・フレンドと遊ぶと楽しい。
・暗闇でしゃがめばだいたいなんとかなる。
・リプレイ性が高く、何度も遊べる。
・シングルプレイゲームとしての怖さがなくなった。
・おなじマップを走り回ってのアイテム集めは作業。
・全裸の敵がいるのでいろいろとアレ。
・FOV変更ができないので酔いやすい。
細かい点での不満はありますが、オンラインで遊ぶ非対称ゲーム(鬼はAI)としては高評価な作品となっています。
総評
本作は、一人で孤独に探索する過去作とは打って変わって、協力型のアクション性の強い作品になりました。
『Dead by Daylight』が好きな人は問題なく楽しめるとは思います。AIが鬼をやってくれるので、鬼とサバイバーのあいだでの無益な争いはなくなるでしょう。
ただ過去作の、孤独に探索するサイコホラーを望むとちょっと違うかなという感じもあります。基本的にみんなでオンラインプレイする作品だと思っておいたほうがいいでしょう。