『Football Manager 2022』レビューと評価・感想ービジュアル強化の最新作|日本語化可能
監督になってクラブ運営をするリアル系サッカーシミュレーションゲーム『Football Manager 2022』。
Sports Interactiveが開発し、SEGAによって2021年11月9日にSteamで正式配信されました。
ビジュアル的にはカラフルになって、視認性は上がっていますね。前回の『Football Manager 2021』は以下の記事を参照してください。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は「ウイイレ」シリーズや「FIFA」シリーズとは違い、クラブ運営が中心となったシミュレーションゲームです。
プレイヤーは選手のスカウトや給料・スタメンなどを管理し、クラブ運営を軌道に乗せていきます。
基本的には前作とあまり変わりませんが、ビジュアル的には見やすくなっています。とくにデータ分析がわかりやすくなっているのはよい改良点かと。
『FIFA 22』には、監督プレイのできるキャリアモードがあるので、今後は「FM」シリーズのライバルになりそうニャ。
ライト層には『FIFA 22』のクラブマネジメントのほうがプレイしやすいかなとは思います。アクションも経営もしたいという欲張りな人は、『FIFA 22』を選択するのも良いでしょう。
ただ『FIFA 22』のほうは、選手の育成にスキルツリーなどもあって、どちらかといえばRPG的なプレイ感覚になっています。
リアル系を求める人は、やはり「FM」シリーズをプレイしたほうがいいかと。
日本語化についてですが、これまでどおり、有志の方のMODを適応すればすぐに導入できます。リンクを貼るのはアレなので、ググって調べてみてください。
また選手の顔写真なども導入できますので、こちらのほうも探してみてください。けっこう容量がでかいです。
正直なところ、前作とそれほど大きな違いはないので、前作を大してやりこんでなければ、とりあえず前作をプレイしておけばいいかなとは思います。
新データでプレイしたい方、新規の方は本作をプレイするとよいでしょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(92%、2092人中)」になっています。
まあ、「スーパーロボット大戦」シリーズと同じように、「いつもどおり」を忠実にやってくれるかどうかが重要になるでしょうね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・データ分析が見やすくなり、問題点を把握しやすくなった。
・AIが大きく進化したのでイラつきにくくなった。
・ビジュアルが良くなった。
・MODの導入が容易。いつもどおり日本語化や顔写真のMODがすぐに導入できる。
・キーパー強過ぎ。1対1で点取れないってどういうこと?
・一部にバグがある。
・ゲーム自体は単調。
・前作とあまり大きな変更がない。
いつもどおりなので、いつもどおりのシステムに大きな変更さえなければ、そうそう悪評は出ないと思います。
「キーパー強過ぎ」は、サッカーゲームはそういうものだと思ってプレイしたほうがいいでしょう。そうでないと現実的ではない大量得点になってしまいます。
総評
大きな変更はないものの、「あまり変わらない」ということで安定と安心を提供している「FM」シリーズの最新作。
前作を持っていれば、とくに積極的に買い替える必要性は感じませんが、これからプレイする方は本作からでいいかと。
データが見やすくなっているので、シリーズ初挑戦の方にも取っ付きやすいかと思います。
ライトな経営を求めてるのであれば、『FIFA 22』のほうが遊びやすいかなとは思いますので、自分のプレイスタイルと相談して選択するといいでしょう。