Humble「The Jingle Jam 2019」は買いなのか?おすすめゲーム紹介とバンドルの性質を考察【特集】
Humbleが年末に放つ大型バンドル「The Jingle Jam 2019」。30ドル以上を払うことで、12月20日まで毎日なにかしらのゲーム、もしくはDLCやクーポンをもらうことができます。
どんなゲームが出てくるかは事前にわかりませんが、購入自体はいつでもできます。出てきたゲームを見てから購入するというのもいいかもしれません。
ただゲームによってはSteamキーの数がかぎられています。キーが切れてしまったばあい、あとからバンドルを購入してももらえないので注意が必要です。
今回は「The Jingle Jam 2019」は買いなのかどうかについて考察していきます。またバンドル内のおすすめゲームも紹介します。
ゲームのラインナップについて
とりあえず今日(12月9日)までにオープンされたゲームのラインナップを見ていきます(DLC、クーポン除く)
- Kingdom: New Lands
- Bastion
- Rapture Rejects
- Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad with Rising Storm
- Invisible, Inc.
- Dreadlands
- Clatter
- Chivalry: Medieval Warfare
- GUILTY GEAR Xrd REV 2
- Balancelot
- Animal Super Squad
- Misadventures of Laura Silver: Chapter I
- HERO DEFENSE
- Battlevoid: Harbinger
- Must Dash Amigos
- MetaMorph: Dungeon Creatures
- Partial Control
- Stories: The Path of Destinies
- Omensight: Definitive Edition
- Border Force
- Rebound Dodgeball Evolved
9日のがまだオープンされていない状態で、ゲームは21本ですね。
このペースだと最終的に40本以上になるかと思います。
30ドルなら1本1ドル以下なので、コスパ的には悪くはないでしょう。
このサイトはマイナーゲーム専門なのでぜんぜんOKなのですが、一般的にはきびしいラインナップになっている気はします。
このなかでライトユーザーでもわかりそうなゲームはギルティギアぐらいでしょうか。
あと「Two Point Hospital 」の70%クーポン。もうそこまでするなら本体配ったほうがいいのではないかとも思います。それなら買う人が一気に増えそうです。
ちなみに筆者のSteamライブラリ内にあるゲームとはほぼすべてかぶっています。
得か損かの問題?
微妙ともいわれている本バンドルですが、さきほども述べたようにコスパは悪くありません。
ただ値段で買うか買わないかを決めるのは貧乏まっしぐらの思考なので、欲しい物があるかどうかを考えたほうがいいでしょう。
30ドル使って、ほんとうに欲しいゲームを買ったほうが満足度が高いかもしれません。
しかしそれよりも重要なのは、このバンドルの性質です。
あなたの払った30ドルは、全額チャリティーに回されます。
つまり、30ドル払ってゲームを買うと考えるよりも、30ドルを寄付してそのオマケにゲームをもらったと考えたほうが幸せになれます。
ゲームがかぶったときはこの思考でいきましょう。
寄付すると幸せになれることは、さまざまな心理学実験からも立証されています。
カナダでおこなわれた有名な実験では、被験者に5ドルをわたして「好きに使っていい」といったところ、自分のための物を買ったグループよりも、人へのプレゼントやチャリティーに使ったグループのほうが幸福度が高いという結果が得られました。
人は自分にお金を使うよりも、他人のために使ったほうが満足感が得られるのです。
そもそもそのお金は自分のためニャ。
そのため、本バンドルでゲームが微妙だったとしても、「寄付がメイン。ゲームはおまけ」と考えておけばいいでしょう。
おすすめのゲーム
今日までオープンされたゲームの中で、筆者が個人的におすすめするゲームはこれです。
Kingdom: New Lands
たった3つのボタン(右、左、下)だけでプレイすることのできる、中毒性の高いローグライクストラテジーゲームです。迫りくる敵から拠点を守るために兵を配置し、最終的には敵の拠点を潰しましょう(ストアページ)。
一番最初に遊ぶことをおすすめします。筆者はこのゲームをやりすぎて寝不足になったことがあります。
ボタン3つだけなのに、ほんとうに奥の深いゲームです。
石像の使い方などわかりづらいところもありますので、どうしてもわからなければ攻略法を見てしまったほうがいいかもしれません。
このゲームだけでけっこう長く遊べると思います。
まとめ
本バンドルの性質はあくまでチャリティーです。
払った30ドルはすべてチャリティーにまわされますので、チャリティーをしたついでにゲームをもらえたと考えましょう。
Humbleでは購入時に、どこへチャリティーするかも選べます。自分が関心のある分野に寄付するのがいいでしょう。