『ビビッドナイト』レビューと評価・感想ー快適操作のローグライクRPG
パーティを組んで迷宮を踏破するローグライクRPG『ビビッドナイト』。
アソビズムによって、2021年5月27日にSteamで配信されました。
本作は、ローグライクゲームの面倒くささを極力省き、遊びやすさにフォーカスしたつくりになっています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は「部屋と通路」で構成されたダンジョンの、本当の意味での「ローグライク」になります。ローグライクについては以下の記事を参照してください。
ただ、『風来のシレン』などのローグライクはキャラクターを1コマ1コマ動かさなければならないのに対して、本作では「どの部屋へ行くか」を指定するだけです。
部屋に入ったら戦闘が発生したり、ショップで買い物をしたりなどのイベントが発生します。プレイヤーはそれに対応すればいいだけですね。
細かい操作が必要ないため、マウスで遊ぶにはかなり適したゲームになっていますね。ローグライクゲームの「空腹度」に値するものもあり、部屋移動時に消費されるなど、きちんとローグライクしています。
本作は仲間を集め、パーティをつくって敵と戦うことができます。パーティの組み合わせによってボーナスが付いたりしますので、状況に合わせて切り替えたりしていきましょう。
キャラクターも可愛く、遊びやすいローグライクゲームをさがしている方にはおすすめです。
次にユーザー評価を見ていきましょう。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(92%、776人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターが可愛く、カジュアル感があってとっつきやすい。
・後半の難度が高めで、なかなか歯ごたえのあるゲーム。
・値段も安く、コスパがよい。
・パーティ構成を強化するのが、オートチェスっぽくて楽しい。
・運要素が強く、欲しいキャラクターを引き当てられないと厳しい展開になる。
・全体地図の切り替えが面倒くさい。
・ゲーム途中から急に難度が上がる。カジュアルモードも欲しかった。
・ボスの強さのバランスが極端。全体的にゲームバランスがおかしい。
遊びやすさや、キャラクターの可愛さは高い評価を得ていました。
一方で、ゲームバランスや、とくに後半の難度の高さ、運要素の高さが問題点にあげられていました。
総評
マウスだけで気楽に遊べるローグライクゲームとしては、よくできているとは思います。
ゲーム前半の難度もちょうどよく、ローグライク初心者でも問題なくプレイすることができるでしょう。
ただ途中からはパーティ構成を考えていかないと太刀打ちできなくなります。運要素も強めですね。
イラストでビビットきた方は、値段も高くないですし、迷わず購入でいいかと思います。