『三國志14』武将能力:孫峻の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その254】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第254回目は、孫権亡きあとに呉の権力を握った孫峻(そんしゅん)についてお届けします。前回の閻宇は以下のリンクから。
人物について
孫峻、字は子遠。孫堅の弟・孫静のひ孫です。
若いころから弓や馬術に優れており、決断力がありました。孫権が天子となった時代の末期に、武衛都尉から侍中になっています。
孫権は臨終のさい、後継者である孫亮の政務を補佐するよう孫峻に頼まみました。
孫権が亡くなると、孫峻は諸葛恪・滕胤とともに呉の政治を取り仕切ります。
やがて孫峻は諸葛恪と対立し、宴席にて諸葛恪を誅殺することになります。
それからは丞相・大将軍となって呉の権力を掌握し、専横をおこないました。
孫魯班も孫峻に取り入り、やりたい放題の状況でした。
孫権の孫・孫英が孫峻の暗殺をくわだてましたが、実行前に露見してしまい、自殺してしまいます。
また蜀の使者が呉へやってきたときに、孫儀らがその会見の場で孫峻を暗殺しようとしましたが、やはり計画が漏れてしまいます。孫儀らは自殺し、関係者数十人も処刑されました。
さらにこのことで、前々から妹の孫魯育を恨みに思っていた孫魯班が、「妹もかかわっていた」と言い出したことで、孫魯育までもが処刑されます。
孫峻は広陵に城を築き、魏への備えにしようとしました。家臣たちは城を築くのが無理だと知っていましたが、孫峻を恐れて誰も意見を述べませんでした。
ただ滕胤だけがやめるよう言いましたが、無視されました。そして城は、やはり完成することはありませんでした。
その翌年、文欽が孫峻に魏を攻めるよう進言します。孫峻は文欽・呂拠らに青州・徐州の攻略を命じました。
孫峻は滕胤とともに石頭へ向かい、遠征軍を見送る宴を開きました。
しかし呂拠が乱れなく兵士らを統率するのを見て怖れ、「心臓が痛くなった」と言って引き上げました。
それからまもなく、諸葛恪に殴られる夢を見て、おそれのあまり病にかかって亡くなってしまいました。享年38歳だったといいます。
今回はそんな孫峻の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:64
武力:69
知力:68
政治:26
魅力:10
主義:我道
政策:侵略荒廃(Lv3)(部隊が移動した敵勢力の地域の開発が減少するようになる)
親愛武将:孫魯班、文欽
嫌悪武将:聶友、諸葛恪、孫和
シリーズでは武力が70台だったり、知力が70台だったりと、武将なのか知将なのかで揺れている感じはありましたね。初期に比べると能力は下がっています。
個性について
徴税:地域担当官に任命すると金が上昇しやすい。
小心:命令設定で、敵接近時「攻撃」、自主退却「不可」が、追撃「許可」が選択不可。
悪名:自ユニットの占領範囲拡大に必要な兵士が増加。
強欲:自身の俸禄が増加。
大きな欠点になるほどのものではないので、普通に出陣させてもいいとは思います。「強欲」は「徴税」で打ち消せるでしょう。
陣形と戦法
魚鱗、雁行
業火:発火。対拠点可。
罵声:敵の士気+攻軍ダウン。対拠点可。
強襲:ダメージ+「混乱」付与。
ステータス的にも閻宇と似た感じにはなっていますね。
総評
孫峻は武官タイプの武将です。統率・武力・知力は60台と、バランス自体は悪くありません。
一方で政治・魅力は10~20台と低く、バッド個性も3つあります。いちおう内政スキルとしては「徴税」がありますが、「強欲」もあるので、減った分を補う形になるでしょう。
戦闘ユニットとしては使えますので、野戦をサポートさせていくのがいいでしょう。
次回は孫綝です。