『三國志14』武将能力:孫堅の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その16】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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三國志14三国志武将評価シリーズの第16回目は、孫策と孫権の父である「江東の虎」・孫堅(そんけん)についてお届けします。前回の孫策は以下のリンクから。

人物について

孫堅、字は文台(ぶんだい)。揚州・呉郡の人です。孫策・孫権の父であり、兵法家・孫子(孫武)の子孫といわれています。

若いころから胆の据わった人物でした。17歳のとき、父とともに銭唐へ行くと、海賊の略奪に出くわしました。孫堅は父が止めるのも聞かず、刀を振ってまわりに合図をしているように見せました。海賊は遠くからそれを見て、官軍がやってくるものと思い、財貨を放って逃げてしまいました。

一人で海賊を追い払ったのニャ。

それだけではなく、孫堅は海賊たちを追いかけ、一人の首を斬ってもどってきたのです。

どんだけニャ。

この活躍により、孫堅は役所に召されることになりました。

孫堅はそののち順調に出世し、黄巾賊の乱や反董卓連合においても大いに活躍しました。

董卓との戦いにおいては、華雄の首をとって獄門にかけています。

「三国演義」だと関羽の役割だったニャ。

今後の活躍が期待された人物でしたが、劉表の部下・黄祖との戦いで矢に当たり、命を失ってしまいます。このとき37歳でした。

息子たちは立派にあとを継いだニャ。

今回はそんな孫堅の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:94+10(孫子の兵法書)
武力:90+3(古錠刀)
知力:77
政治:72
魅力:90
主義:王道
政策:三軍強化(Lv3)(戦闘の全政策の効果を発揮)
名品:孫子の兵法書(統率+10)
古錠刀(武力+3)
配偶者:呉国太
親愛武将:韓当黄蓋、呉国太、祖茂、程普
嫌悪武将:董卓

猛将タイプかと思ったけど、案外バランスがいいニャ。

そうですね。知力・政治も70台ありますし、内政でも使えますね。

孫堅のパラメータは、シリーズ通しても大きな変化はなく、本作みたいな感じになっています。知力は『三國志5』までは80台でしたが、以降は70台で推移しています。

それにしても「孫子の兵法書」はチートアイテムニャ。

統率+10」ですからね。まあ、有名な兵法家・孫子の書ですから、特別扱いということでしょう。

戦闘でも内政でも活躍できる武将といえます。

 

個性について

驍将:自ユニットを除く、特定範囲内の味方ユニットの攻軍が上昇(艦船、兵器以外)。

威風:特定範囲内の敵ユニットの士気を低下しやすくする。

水戦:大河で自ユニットの全能力が上昇。

果敢:自ユニットが「足止」にならない。

直情:敵の罠から受ける被害が増大。

孫策・孫権にはない「水戦」持ちですね。

「驍将」は味方ユニットの攻軍を上昇させますが、艦船には効果がないので、水上戦では役に立たないことに注意です。

「直情」持ちなので、敵の罠で大ダメージにならないよう、これも注意が必要です。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、鋒矢、鶴翼、錐行

ちょうど孫策と孫権を混ぜたような陣形持ちですね。攻撃・防御のバランスが取れています。

土地を塗りつぶしつつ前進したいばあいは「鶴翼」が有効でしょう。

戦法

猛虎爪牙:ダメージ+味方の攻軍アップ。

奮戦:ダメージ。

鯨波:味方の破城アップ+敵の防御ダウン。対拠点可。

駆逐:ダメージ。

矢嵐:ダメージ。

「猛虎爪牙」は孫策の「虎嘯風烈」と効果はおなじで、ダメージ+味方の攻軍アップになっています。

鯨波以外はすべてダメージ技になっていますが、対拠点攻撃はできません。

都市攻撃のばあいは「鯨波」を使うのがいいでしょう。

 

総評

孫堅は攻撃ユニットとしても優秀ですが、知力・政治も70台あり、内政でもそこそこ活躍できます。

また「水戦」持ちなので、水上戦のときには参加させるのがいいでしょう。ただでさえ戦闘ステータスが高いうえに、水上で全能力アップですからね。

罠で大ダメージを受ける「直情」持ちなので、敵の罠には注意しましょう。

戦法は基本的に野戦向けのダメージ技ばかりです。都市攻撃には「鯨波」があるといいでしょう。

あとチートアイテム「孫子の兵法書」があるのは強みですね。

全体的にはバランスの取れた武将といえそうです。

次回は荀彧を予定しています。

↓次回出来ました。