『三國志14』武将能力:孫堅の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その16】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第16回目は、孫策と孫権の父である「江東の虎」・孫堅(そんけん)についてお届けします。前回の孫策は以下のリンクから。
人物について
孫堅、字は文台(ぶんだい)。揚州・呉郡の人です。孫策・孫権の父であり、兵法家・孫子(孫武)の子孫といわれています。
若いころから胆の据わった人物でした。17歳のとき、父とともに銭唐へ行くと、海賊の略奪に出くわしました。孫堅は父が止めるのも聞かず、刀を振ってまわりに合図をしているように見せました。海賊は遠くからそれを見て、官軍がやってくるものと思い、財貨を放って逃げてしまいました。
それだけではなく、孫堅は海賊たちを追いかけ、一人の首を斬ってもどってきたのです。
この活躍により、孫堅は役所に召されることになりました。
孫堅はそののち順調に出世し、黄巾賊の乱や反董卓連合においても大いに活躍しました。
董卓との戦いにおいては、華雄の首をとって獄門にかけています。
今後の活躍が期待された人物でしたが、劉表の部下・黄祖との戦いで矢に当たり、命を失ってしまいます。このとき37歳でした。
今回はそんな孫堅の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
そうですね。知力・政治も70台ありますし、内政でも使えますね。
孫堅のパラメータは、シリーズ通しても大きな変化はなく、本作みたいな感じになっています。知力は『三國志5』までは80台でしたが、以降は70台で推移しています。
「統率+10」ですからね。まあ、有名な兵法家・孫子の書ですから、特別扱いということでしょう。
戦闘でも内政でも活躍できる武将といえます。
個性について
驍将:自ユニットを除く、特定範囲内の味方ユニットの攻軍が上昇(艦船、兵器以外)。
威風:特定範囲内の敵ユニットの士気を低下しやすくする。
水戦:大河で自ユニットの全能力が上昇。
果敢:自ユニットが「足止」にならない。
直情:敵の罠から受ける被害が増大。
孫策・孫権にはない「水戦」持ちですね。
「驍将」は味方ユニットの攻軍を上昇させますが、艦船には効果がないので、水上戦では役に立たないことに注意です。
「直情」持ちなので、敵の罠で大ダメージにならないよう、これも注意が必要です。
陣形と戦法
魚鱗、鋒矢、鶴翼、錐行
ちょうど孫策と孫権を混ぜたような陣形持ちですね。攻撃・防御のバランスが取れています。
土地を塗りつぶしつつ前進したいばあいは「鶴翼」が有効でしょう。
猛虎爪牙:ダメージ+味方の攻軍アップ。
奮戦:ダメージ。
鯨波:味方の破城アップ+敵の防御ダウン。対拠点可。
駆逐:ダメージ。
矢嵐:ダメージ。
「猛虎爪牙」は孫策の「虎嘯風烈」と効果はおなじで、ダメージ+味方の攻軍アップになっています。
鯨波以外はすべてダメージ技になっていますが、対拠点攻撃はできません。
都市攻撃のばあいは「鯨波」を使うのがいいでしょう。
総評
孫堅は攻撃ユニットとしても優秀ですが、知力・政治も70台あり、内政でもそこそこ活躍できます。
また「水戦」持ちなので、水上戦のときには参加させるのがいいでしょう。ただでさえ戦闘ステータスが高いうえに、水上で全能力アップですからね。
罠で大ダメージを受ける「直情」持ちなので、敵の罠には注意しましょう。
戦法は基本的に野戦向けのダメージ技ばかりです。都市攻撃には「鯨波」があるといいでしょう。
あとチートアイテム「孫子の兵法書」があるのは強みですね。
全体的にはバランスの取れた武将といえそうです。
次回は荀彧を予定しています。
↓次回出来ました。