『三國志14』武将能力:程普の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その63】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第63回目は、孫呉三代に仕えた最年長の重鎮武将・程普(ていふ)についてお届けします。前回の韓当は以下のリンクから。

 

人物について

程普、字は徳謀(とくぼう)。北平郡・土垠県の人です。

州や郡の役人を務めていました。風采が立派で、将来を見通す力もあり、人付き合いも巧みだったといいます。

意識高そうな人ニャ。

やがて孫堅に従い、黄巾賊討伐や反董卓連合で功績がありました。

孫堅が亡くなったのちは孫策に仕え、ともに劉繇を討伐して呉の基盤を作ります。

反乱軍討伐のさい、丹陽郡の祖郎の大軍に囲まれたときには、孫策をかばって大声を張り上げ、敵の包囲に突っ込んでいきました。敵兵は恐れて道を開いたので、孫策は程普のあとに続いて脱出することができたのです。

かっこいいエピソードニャ。

孫策の死後、程普は文官の重鎮である張昭ととももに孫権を支えます。孫堅に仕えた武将たちの中でも最年長だったため、人びとは尊敬を込めて「程公」と呼んでいました。

関羽も「関公」と呼ばれているニャ。

赤壁の戦いでは周瑜とともに曹操の進軍を防ぎました。周瑜亡きあとは代わって南郡太守を務め、孫権が劉備と荊州を分割すると夏口へと移りました。

程普は反逆者数百名を処刑するとき、彼らを火の中へと身投げさせました。しかしその日のうちに癩病にかかり、百日余りで亡くなったとのことです。

なんだか変な最期ニャ。

「三国演義」だと、「鉄脊蛇矛(てつせきだぼう)」という武器を使う武将として描かれています。本作では名品として登場しますね。

張飛以外の蛇矛使いニャ。

また孫堅が伝国の玉璽を見つけたときには、江東に持ち帰り、帝位につくよううながします。

赤壁の戦いでは年下の周瑜の下につくことを面白くなく思っていましたが、その才能を知ってからは詫びを入れて協力しました。以後、周瑜が亡くなるまで、そばで支えて戦っていました。

「三国演義」だと、周瑜をサポートした将軍といった感じニャ。

今回はそんな程普の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:85
武力:79+3(鉄脊蛇矛)
知力:79
政治:74
魅力:86
主義:王道
政策:軍制改革(Lv4)(部隊・都市の士気上限が上昇)
名品:鉄脊蛇矛(武力+3)
親愛武将:韓当、黄蓋、周瑜、祖茂、孫堅、孫権、孫策

総合能力高いニャ。

すべて70~80台なので、全方面で活躍できるパラメータですね。統率も85と高く、武力は「鉄脊蛇矛」の補正で82になります。知力も80近くありますね。

ちなみに1だと武力41でした。

低すぎニャ。

『三國志2』で武力60、『三國志3』で69と上がっていって、80台まで行ったと思ったら70台になったりなど、評価がなかなか安定しない感じですね。

現在は総合能力の高い武将という位置づけでしょう。

 

個性について

水戦:大河で自ユニットの全能力が上昇。

求心:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニットの士気を低下にくくする。

泰然:兵站切れしたさい、自ユニットが異常状態にならない。

柱石:所属都市に所在していると、その都市に属する全地域の治安が上昇しやすい。

名声:地域担当官に任命すると土地占領が拡大。捕虜になったときの身代金が増加。

内政系の個性が2つもあるニャ。

呉の将なので「水戦」もありますね。

「柱石」「名声」は使い勝手のいい個性ですので、地域担当官に任命しておくといいでしょう。

 

陣形と戦法

陣形

魚鱗、方円、鶴翼、衝車

野戦に都市攻めに土地塗りつぶしと、陣形の選択肢が多いのがいいですね。状況に合わせて使い分けましょう。

戦法

聡明剛毅:味方の防御+士気アップ。対拠点可。

奮戦:ダメージ。

激励:味方の士気+攻軍アップ。対拠点可。

鎮静:状態異常解消。

衝車:耐久ダメージ。対拠点可。

矢嵐:ダメージ。

バフ技にダメージ技に回復技と、こちらも選択肢の多さが魅力です。「矢嵐」もあるので水上戦にも対応できますね。

 

総評

程普は総合能力の高いマルチタレントな武将です。

統率・武力・知力ともに高水準で、政治・魅力も武将にしては高めです。

水戦」「矢嵐」で水上戦もこなせますし、「衝車」もあるので都市攻めもおこなえます。

治安上昇の「柱石」、土地拡大の名声」もあるので、地域担当官に任命しても力を発揮することでしょう。

個性・戦法ともに使いやすいものが多く、さまざまな場面で活躍していける武将です。

頼りになる呉の重鎮ニャ。

次回は公孫瓚を予定しています。

↓次回出来ました。