『三國志14』武将能力:荀彧の評価はいかに?【三国志武将評価シリーズ・その17】|三国志14

2020年6月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

jyuniku

三國志14三国志武将評価シリーズの第17回目は、「王佐の才」と称された魏の荀彧(じゅんいく)についてお届けします。前回の孫堅は以下のリンクから。

人物について

荀彧、字は文若(ぶんじゃく)。豫州・潁川郡の人です。

最初は袁紹に迎え入れられていたのですが、「大事を成す人物ではない」と見限り、曹操に仕えることになります。曹操からは「わが子房(漢建国の功臣・張良の字)」と称えられました。

董卓亡きあと、献帝が長安を脱して洛陽に逃れます。

荀彧は献帝を迎え入れるべきことを曹操に説きました。これによって曹操は献帝を手に入れ、朝廷をバックに、大きな権力を得ることに成功しました。これが魏の礎にもなります。

荀彧は人物眼にも優れており、荀攸・鍾繇・郭嘉司馬懿などの優秀な人材を推挙しています。

また官渡の戦いでは、袁紹の家臣たちの弱点を挙げて戦いを勝利に導きます。

しかし清廉潔白なその性格によって、やがて曹操と仲たがいするようになりました。

荀彧の死については諸説あります。曹操が荀彧に食べ物を送ったのですが、その器の中身が空っぽでした。そのため「もはや用なし」と思われていると悟り、自殺したといいます。

なんで器が空っぽだと自殺するニャ?

あとで器の中身を聞かれたときに、「空っぽでした」と答えれば、嘘つき呼ばわりされてしまいます。「中身があった」と答えても嘘つき呼ばわりですので、どう転んでも逃げ場はありません。

曹操は、逆らう者には容赦がないニャ。

今回はそんな荀彧の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:54
武力:14
知力:95
政治:99
魅力:94
主義:王道
政策:経世済民(Lv3)(内政の全政策の効果を発揮)
親愛武将:郭嘉、荀攸、鍾繇、曹操、程昱
嫌悪武将:董卓

文官ニャ。

そうですね。シリーズ通して、統率・武力は低く設定されています。「投石」が使えるので、野戦は仲間に任せたほうがいいでしょう。

政治力は、シリーズが進むたびに上がっている感じですね。『三國志3』のころは85でした。本作ではシリーズ最高の99です。

内政に適した武将といえるでしょう。

 

個性について

督励:自ユニットを除く、特定範囲内の味方ユニットの「足止」期間を短縮。

王佐:所属都市に所在すると、その都市に属する全地域の開発が上昇しやすい。

名声:地域担当官に任命すると、土地占領が拡大。捕虜になったときの身代金が増大。

人脈:登用・探索にかかる日数が短縮。

眼力:登用・探索で優遇。

個性も内政向きニャ。

「王佐」「名声」があるので、地域担当官にすると大きなボーナスを得ることができます。占領地が広がりやすいことから、「内政による攻撃」も可能ですね。

「人脈」「眼力」により、人材登用にも力を発揮します。人材の多いゲーム序盤では大いに働いてくれることでしょう。

一方、戦闘スキルは足止め時間短縮の「督励」ぐらいなので、サポート要員として使うのがいいかと思います。

 

陣形と戦法

陣形

方円、鶴翼、投石

パッチVer1.0.3によって、「方円」時には一騎討ちが発生しないように修正されました。これまでは文官でも一騎討ちに巻き込まれていましたからね。

「投石」が使えるので、味方に守ってもらいつつ都市攻撃に使うのがいいかと思います。

戦法

王佐の才:状態異常解消+負傷兵回復。対拠点可。

足止:「足止」を付与。

混乱:「混乱」を付与。対拠点可。

鼓舞:味方の士気アップ。対拠点可。

投石:耐久ダメージ+ダメージ。対拠点可。

RPGでいったら僧侶ニャ。

そうですね。「王佐の才」は状態異常と負傷兵回復なので、タイミングよく使いましょう。

混乱」は対拠点にも使えます。

攻撃用の戦法はないので、後方から味方をサポートするのがいいでしょう。

 

総評

荀彧は内政において力を発揮する武将です。

「王佐」「名声」によって、地域の経済を早期に良い状態にしてくれます。

また「人脈」「眼力」によって、序盤の人材確保にも活躍してくれることでしょう。

戦闘ステータスは低いので、出陣させるばあいは味方に守ってもらいましょう。「投石」を使って安全に都市攻めをするのがいいかと思います。

荀彧は優れた内政官として、国力の底上げに貢献してくれでしょう。

次回は甘寧を予定しています。

↓次回出来ました。