『三國志14』武将能力:董承の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その235】|三国志14
『三國志14』三国志武将評価シリーズの第235回目は、董承(とうしょう)についてお届けします。前回の樊氏は以下のリンクから。
人物について
董承は出自など不明ですが、献帝の祖母である董太后の親族といわれています。
董卓が呂布に殺されたのち、李傕と郭汜がその後釜となって長安を牛耳ります。献帝は都を以前の洛陽に移そうとして長安を出発し、董承は安集将軍に任じられて付き従いました。
しかし道中、郭汜は献帝を奪い返そうとし、それを防ごうとする楊奉らと戦います。郭汜は敗れ、李傕と合流。楊奉・董承との対立が深まることとなりました。
李傕らは執拗に追跡を続け、董承らを敗走させます。董承らは水路から逃亡しようとしますが、船には逃げようとする官人たちが張り付いてきました。
董承は矛でそれらを振り払い、船には官人たちの斬られた指が転がったといいます。
献帝が洛陽に到着したのち、曹操は献帝を迎え入れて権力を握ることとなります。董承は車騎将軍に任じられました。
曹操の専横は日に日に増していきます。献帝はこれを快く思っていませんでした。
そこで、信頼のおける董承に「曹操誅殺」の密勅をあたえ、服の帯に忍ばせます。
ちょうど劉備が曹操のもとに身を寄せていたので董承は協力を得、王子服や呉碩、呉子蘭、种輯などの同志たちとともに暗殺計画を進めていきました。
しかし実行前に計画は露呈。董承は一族もろとも処刑されてしまいます。
董承の娘の董貴人は献帝の側室で、腹に子がいたのですが、それでも処刑は免れませんでした。
『三国演義』においては献帝の甥となっており、忠臣として長安脱出から献帝に付き従っています。董貴人は、董承の妹という設定になっていますね。
董承は正史とおなじように献帝から密勅を受け、王子服や呉碩、呉子蘭、馬騰ら、そして医者の吉平とともに曹操毒殺を謀ります。しかし計画が露呈してしまったことで、董承らは処刑されてしまいました。
のちに曹操が臨終のさいに、董承らの亡霊が現れます。曹操は亡霊に悩まされ、やがて命を失いました。
今回はそんな董承の能力を見ていきましょう。
基本ステータスについて
統率:57
武力:55
知力:65
政治:61
魅力:74
主義:王道
政策:鶴翼強化(Lv3)(鶴翼陣形の効果が上昇)
親愛武将:王子服、馬騰、劉備
嫌悪武将:曹操
文官寄りの凡将といったところですね。
シリーズ初期では武力や統率が70越えた時期もありましたが、どんどん落ちていった形です。初期のころは武官的なあつかいでしたね。
個性について
血路:自身を除く特定範囲内の味方武将が捕虜にならない。
消沈:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニットが壊滅すると、自ユニットの士気が低下。
献帝を長安から逃がしたことでの個性づけですね。
陣形と戦法
鶴翼、井闌
都市攻撃のサポートをさせてもいいですね。また「鶴翼」もあるので、土地塗りつぶしをさせてもいいかと思います。
激励:味方の士気+攻軍アップ。対拠点可。
足止:「足止」付与。
井闌:ダメージ。対拠点可。
兵器戦法があるので、兵器での出陣がよさそうです。
総評
董承はバランス型の武将です。能力的には統率・武力が50台、知力・政治が60台、魅力が70台なので、文官寄りの武将といえます。
戦闘に関しては「井闌」持ちなので、拠点攻撃のお供にしてもいいでしょう。また時間があるときは、「鶴翼」での土地塗りつぶしをさせておくもいいかと。
取り立てて特徴はありませんが、そこそこ使える武将とは思います。
次回は楊奉です。