『三國志14』武将能力:董承の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その235】|三国志14

2020年9月4日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第235回目は、董承(とうしょうについてお届けします。前回の樊氏は以下のリンクから。

 

人物について

董承は出自など不明ですが、献帝の祖母である董太后の親族といわれています。

もとは董卓の娘婿である牛輔の部下でした。

董卓が呂布に殺されたのち、李傕郭汜がその後釜となって長安を牛耳ります。献帝は都を以前の洛陽に移そうとして長安を出発し、董承は安集将軍に任じられて付き従いました。

しかし道中、郭汜は献帝を奪い返そうとし、それを防ごうとする楊奉らと戦います。郭汜は敗れ、李傕と合流。楊奉・董承との対立が深まることとなりました。

献帝の奪い合いニャ。

李傕らは執拗に追跡を続け、董承らを敗走させます。董承らは水路から逃亡しようとしますが、船には逃げようとする官人たちが張り付いてきました。

董承は矛でそれらを振り払い、船には官人たちの斬られた指が転がったといいます。

容赦ないのニャ。

献帝が洛陽に到着したのち、曹操は献帝を迎え入れて権力を握ることとなります。董承は車騎将軍に任じられました。

曹操の専横は日に日に増していきます。献帝はこれを快く思っていませんでした。

そこで、信頼のおける董承に「曹操誅殺」の密勅をあたえ、服の帯に忍ばせます。

ちょうど劉備が曹操のもとに身を寄せていたので董承は協力を得、王子服呉碩呉子蘭种輯などの同志たちとともに暗殺計画を進めていきました。

しかし実行前に計画は露呈。董承は一族もろとも処刑されてしまいます。

董承の娘の董貴人は献帝の側室で、腹に子がいたのですが、それでも処刑は免れませんでした。

徹底的なのニャ。

『三国演義』においては献帝の甥となっており、忠臣として長安脱出から献帝に付き従っています。董貴人は、董承の妹という設定になっていますね。

董承は正史とおなじように献帝から密勅を受け、王子服や呉碩、呉子蘭、馬騰ら、そして医者の吉平とともに曹操毒殺を謀ります。しかし計画が露呈してしまったことで、董承らは処刑されてしまいました。

のちに曹操が臨終のさいに、董承らの亡霊が現れます。曹操は亡霊に悩まされ、やがて命を失いました。

『三国演義』ではしっかり復讐したのニャ。

今回はそんな董承の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:57
武力:55
知力:65
政治:61
魅力:74
主義:王道
政策:鶴翼強化(Lv3)(鶴翼陣形の効果が上昇)
親愛武将:王子服、馬騰、劉備
嫌悪武将:曹操

バランス型ニャ。思ったより政治力は低いニャ。

文官寄りの凡将といったところですね。

シリーズ初期では武力や統率が70越えた時期もありましたが、どんどん落ちていった形です。初期のころは武官的なあつかいでしたね。

 

個性について

血路:自身を除く特定範囲内の味方武将が捕虜にならない。

消沈:自ユニットを除く特定範囲内の味方ユニットが壊滅すると、自ユニットの士気が低下。

内政系の個性はないのニャ。

献帝を長安から逃がしたことでの個性づけですね。

 

陣形と戦法

陣形

鶴翼、井闌

なにげに兵器持ちなのニャ。

都市攻撃のサポートをさせてもいいですね。また「鶴翼」もあるので、土地塗りつぶしをさせてもいいかと思います。

戦法

激励:味方の士気+攻軍アップ。対拠点可。

足止:「足止」付与。

井闌:ダメージ。対拠点可。

補助的な戦法なのニャ。

兵器戦法があるので、兵器での出陣がよさそうです。

 

総評

董承はバランス型の武将です。能力的には統率・武力が50台、知力・政治が60台、魅力が70台なので、文官寄りの武将といえます。

戦闘に関しては「井闌」持ちなので、拠点攻撃のお供にしてもいいでしょう。また時間があるときは、「鶴翼」での土地塗りつぶしをさせておくもいいかと。

取り立てて特徴はありませんが、そこそこ使える武将とは思います。

サポート役ニャ。

次回は楊奉です。