『Balatro』評価は「圧倒的に好評」 レビューと感想ーポーカーローグライク【Steam】

ゲーム評価カードゲーム, レビュー, ローグライク

Balatro

ポーカーとローグライクカードゲームを組み合わせた『Balatro』。

LocalThunkが開発し、Playstackによって2024年2月20日にSteamで配信されました。PS4/PS5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Series X|Sでもリリースされています。

けっこう評判がいいのニャ。

リリース3日で25万本を売り上げていますね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。

 

どんなゲーム?

Balatro

本作はいわゆるローグライクカードゲームです。多くのフォロワーを生んだ名作デッキ構築型ローグライクカードゲーム『Slay the Spire』の、変則的な系統になりますね。

なんだかんだで、やはり『Slay the Spire』はすごいのニャ。

本作のコアとなるのはポーカーなのですが、これがかなりうまくローグライクカードゲームに組み込まれています。

トランプの数字がそのままスコアになり、ポーカーの役をつくることで点数を倍にしていくことが可能。ポーカーの知識があれば、すぐにのめり込めるでしょう。

ちなみにポーカーの知識がなくてもまったく問題なく、いくつか役を覚えておくだけで十分なレベルです。そもそもイカサマも可能で、いったんデッキが育つとインフレ的なスコアをたたき出してなかなかの気持ちよさがあります。

ゲーム内で登場するジョーカーカードですが、『Slay the Spire』でいうところのレリック的な役割です。デッキに特性をあたえることができ、これを5枚までキープできます。うまく組み合わせることでデッキを強化していけます。

ルール自体は簡単で、ソリティア的な繰り返し遊べる中毒性があります。ポーカー好きな人、ローグライクカードゲーム好きな人は試してみるといいでしょう。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(98%、5587人中)」になっています。

レビュー数も多いし、圧倒的なのニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・ポーカーとローグライクカードゲームをセンス良く組み合わせた作品。

・ルールも簡単でゲームの敷居が低いので、誰にでもおすすめできる。

・デッキが組みあがったときのインフレ的な強さが気持ちいい。

・グラフィックやBGM、ゲームの雰囲気がとにかくよい。

悪かった点

・ポーカーの専門用語も出てくるので、ポーカーを知らないと「?」となる部分もある。

・使えないジョーカーが多い。

・全体的に運用素が高め。

・最終的にはだいたい似たようなデッキになってしまう。

使えないカードが多いというのは、この手のゲームでありがちな部分ですね。このあたりはアップデートなどで対応していけばいいとは思います。

 

総評

本作はルールも簡単で、中毒性のあるローグライクカードゲームになっています。ポーカールールとローグライクがうまく組み合わさっていますね。

とくにデッキができあがっていくと、インフレ的にスコアが増えていってなかなか爽快感があります。

『Slay the Spire』は難しくてのめり込めなかったという方は、本作を試してみるのがよいでしょう。