【Civ7】卑弥呼はおすすめ?能力を評価【指導者評価シリーズ#1】|シヴィライゼーションⅦ
『三國志14』や『信長の野望・新生』でおこなっている「武将評価シリーズ」を『シヴィライゼーションⅦ』(以下『Civ7』)でやろうという企画です。
第一回目は、日本人なら最初に使いそうな卑弥呼です。

パーソナリティの違いですね。
卑弥呼のばあいは「倭の女王」と、DLCの「大巫女」があります。どちらも見ていきましょう。
人物について
日本史を勉強していれば、嫌でも覚えさせられる邪馬台国の女王様。
陳寿の書いた『三国志』の「魏書」東夷伝(俗にいう「魏志倭人伝」)に登場する人物です。
鬼道をつかい、弟の補佐で邪馬台国を治めていました。
景初二年(238年)に魏へ難升米らを派遣。このころの魏の天子は曹叡ですね。
難升米らは魏から親魏倭王の金印と銅鏡100枚をもちかえります。

卑弥呼は正始八年(247年)に亡くなります。それから国が乱れましたが、13歳の宗女・壹與を後継者としたことで収まりました。
能力について
倭の女王
(属性)
外交・科学
(親魏倭王)
・自国と同盟国の科学+25%。
・友好的または有益な関係の指導者1人につき時代ごとに科学力+4。
・無償で外交努力を支持できる。
(文明解除)
近代に「近代日本」を解除。
(AIアジェンダ(行動方針)「邪馬台国」)
・文化力と幸福度関連の建造物が建設されている居住地1つにつき関係がやや悪化する。
・科学力とゴールド関連の建造物が建設されている居住地1つにつき関係がやや改善する。

あくまで同盟できればという前提ですが、同盟までいかなくても友好的な指導者一人につき科学力+4がもらえます。
同盟だと同盟国にも利益が出るので、マルチプレイだとこのあたりをどうするかが課題になってきますね。

能力のメインになるのは、やはり汎用性の高い無償の外交支持でしょう。
AIの動きとしては、科学力とゴールド関連の建造物が多い国とは仲良くして、文化力と幸福度関連の建造物が多い国とは仲が悪くなるという感じです。

大巫女
(属性)
文化・外交
(天照の巫女)
・幸福度関連の建造物で時代ごとの幸福度が増加する。
・幸福度関連の建造物の建設に対する生産力が増加する。
・文化力が増加するが、科学力がやや減少し、祝宴中はこの効果が増大する。
(AIアジェンダ「鬼道の女王」)
・科学力とゴールド関連の建造物が建設されている居住地1つにつき関係がやや悪化する。
・文化力と幸福度関連の建造物がある居住地1つにつき関係がやや改善する。

アジェンダも「倭の女王」とは真逆で、科学力とゴールド関連の建造物が多いと関係は悪化しますね。
記念品
倭の女王
2:金印
科学関連の建造物の時代ごとの影響力+1。
3:外交属性ノード
外交努力を開始あるいは支持することで関係+25%。
制裁を開始、あるいは外交努力を拒否した場合は関係-25%。
4 :探検の時代の外交レガシーカード
卑弥呼(倭の女王) としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:影響力+15%、海洋ユニットの戦闘力-2
4:探検の時代の科学レガシーカード
卑弥呼(倭の女王) としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:科学力+15%、文化力-10%
5:銅鐸
科学属性ツリーに属性ポイントを費やすと科学力+50。
6:卑弥呼(倭の女王) のバッジ1
カスタマイズ可能なバッジ入手。
6:卑弥呼(倭の女王) のバナー
カスタマイズ可能なバナー入手。
7:科学属性ノード
通常のゴールド、生産力、科学関連の建造物の隣接ボーナス+1。
8:近代の外交レガシーカード
卑弥呼(倭の女王) としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:影響力+15%、航空ユニットの戦闘力-2
8:近代の科学レガシーカード
卑弥呼(倭の女王) としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:科学力+15%、文化力-10%
9:八尺瓊勾玉
完了した技術習得1つにつき時代ごとの科学力+2。
10:卑弥呼(倭の女王) のバッジ2
カスタマイズ可能なバッジ入手。
10:倭の女王
カスタマイズ可能な称号入手。

解除のためにゲームを遊ぶとつまらなくなるので、適当に楽しみながら自然に解除していけばいいでしょう。
大巫女
2:八咫鏡
祝宴が始まるたびに時代ごとの文化力+20。
3:文化属性ノード
傑作スロットのある建造物や遺産の建設に対する生産力+15%。
4:探検の時代の文化レガシーカード
卑弥呼(大巫女・DLC)としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:文化力+15%、科学力-10%
4:探検の時代の外交レガシーカード
卑弥呼(大巫女・DLC)としてプレイし、新しい探検の時代のレガシーカードを得る:影響力+15%、海洋ユニットの戦闘力-2
5:榊の枝
幸福度関連の建造物の建設に対する生産力+25%。
6:卑弥呼(大巫女・DLC)のバッジ1
カスタマイズ可能なバッジ入手。
6:卑弥呼(大巫女・DLC)のバナー
カスタマイズ可能なバナー入手。
7:外交属性ノード
外交努力を開始あるいは支持することで関係+25%。
制裁を開始、あるいは外交努力を拒否した場合は関係-25%。
8:近代の文化レガシーカード
卑弥呼(大巫女・DLC)としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:文化力+15%、科学力-10%
8:近代の外交レガシーカード
卑弥呼(大巫女・DLC)としてプレイし、新しい近代のレガシーカードを得る:影響力+15%、航空ユニットの戦闘力-2
9:草薙剣
幸福度関連の建造物の時代ごとの文化力+3。
ただし幸福度関連の建造物の科学力-1。
10:卑弥呼(大巫女・DLC)のバッジ2
カスタマイズ可能なバッジ入手。
10:天照の巫女
カスタマイズ可能な称号入手。

こちらは文化が増えて、科学力が弱まるといった感じですね。
総評
指導者や文明はアップデートでガラッと変わったりする場合もあるので、「かならずこれ」といいきれるものはないのですが、卑弥呼の場合は「倭の女王」だと科学・外交重視、「大巫女」だと幸福・文化重視(科学軽視)になります。これに合う文明を組わせていくのがいいですね。
「倭の女王」の場合、同盟を組むことで科学+25%がありますが、これは相手に依存するので不安定さがあります。

ただ無償の外交支持が幅広いシチュエーションで使いやすいので、これのために卑弥呼を選ぶのもいいでしょう。
ぶっちゃけ現在のところはトップクラスのつかいやすさと強さだとは思います。初心者にもあつかいやすいですね。
「大巫女」のほうですが、文化力が増えやすい一方、科学力が減少するというデバフがかかってしまうため、中・上級者向きといった感じです。

まあ、有料DLCですし、下手に強かったら文句出そうな気もしますので、これはこれでいいんじゃないかとは思います。

次回は孔子を予定しています。