初心者のためのSteam版『トワイライト・ストラグル(twilight struggle)』の攻略法
本記事は以下のリンク「冷戦ボードゲーム『トワイライト・ストラグル(twilight struggle)』攻略法」によって加筆修正され統合されました。対人戦攻略法についてもまとめていますので、以下のリンクを参照してください。
また『トワイライト・ストラグル』のルールについては以下のリンクを参照してください。
Steamで配信されているボードゲーム『トワイライト・ストラグル(twilight struggle)』のデジタル版。なかなか勝てないという人もいるのではないかと思います。
今回はどうやってCPUに勝つか、その攻略法を書いていきます。
『トワイライト・ストラグル』の遊び方自体については以下のリンクを参照してください。
また対人戦での基本的な考え方については以下を参照。
陣営の選択
とにかくソ連を選びましょう。
最初はこれに尽きます。
ルールもカードもろくに把握できていない初心者がいきなりやってアメリカで勝つのは無理です。
なぜならこのゲームは、前半はソ連、後半はアメリカが強いようにできています。
このゲームは110種類のカードがあります。それが「序盤戦(EARLY WAR)」「中盤戦(MID WAR)」「終盤戦(LATE WAR)」の3種類にわけられており、4ターン目以降は中盤戦カードを、8ターン目以降は終盤戦カードを山札にまぜてプレイすることになっています。
後半はアメリカに有利なカードが増えていきますが、序盤はソ連が有利になっています。
PC版でプレイしていると、このあたりのカードのことはコンピューターが自動で処理してくれますからわかりづらくなっているかと思います。
あと終盤戦カードがあらわれる8ターン目というのは、このゲームではかなり後半です。
それまでに勝負がついてしまうことがほとんどでしょう。
ソ連を選ぶことのメリット
一番大きいのは、アクション・ラウンドではつねにソ連が先に行動できることです。
相手に先手先手をとられてしまい、デフコンを2に下げられてこっちは何もできなくなり、地域の得点カードで相手に勝利点をもっていかれ、軍事作戦判定でペナルティをくらってさらに勝利点が減点される。
このゲームには難易度設定がありませんので、CPUは初心者相手でも容赦なしです。
最終ラウンドにたどりつくまえに心を折られてしまうことがほとんどでしょう。
最初の設定で初期配置を有利にするinfluence handicap(初期配置のときに自由における影響力を増やせる)をつけることもできますが、やるなら対等でやりたいところです。
初期配置いじるとそもそもゲームの原型がわからなくなりますしね。自分の定石配置みたいなものがつくれなくなります。
ソ連を使えば勝てるというわけではありませんが、少なくともできることが何もないみたいな状況は防げるかと思います。
あとアメリカでのCPUのプレイ方法を見て、今後アメリカプレイするときの参考にできます。
ソ連に変更する方法
プレイヤーをソ連に変えるには、最初の熊のイラストの左にあるSKYPEアイコンみたいなのをクリックすればOKです。
あとこのゲームのカードの一覧を見たい場合は、
SETTING→CARD GALLERY
で見ることができます。
カードギャラリーは序盤戦、中盤戦、終盤戦でカードが分けられているのがいいですね。
とりあえず初心者はソ連でプレイして、何ができるかをさぐっていくのがいいかと思います。