『Fate/Samurai Remnant』評価は「非常に好評」 レビューと感想ー江戸時代無双RPG【Steam】
江戸時代を舞台にした無双アクションRPG『Fate/Samurai Remnant』。
コーエーテクモゲームスによって、2023年9月29日にSteamで配信されました。PS5/PS4/Switchでもリリースされています。
歴史上の人物をモチーフにしていますし、完全架空の世界よりはとっつきやすいですね。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。
どんなゲーム?
本作は江戸時代を舞台にした無双アクションRPGです。
無双にRPG的なようを加えた感じの内容なので、無双シリーズが好きな人は問題なくプレイできるでしょう。RPG的な要素としては街の探索とかができるようになっています。
雰囲気としては『戦国無双 〜真田丸〜』や『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』のほうが近いですね。
主人公は宮本武蔵の弟子の宮本伊織で、5つの型を切り替えて戦えます。これにサーヴァントが協力してバトルを繰り広げます。
強敵相手だと「外殻ゲージ」があるのため、直接殴ってもダメージをあたえられません。味方サーヴァントの「共鳴絶技」で外殻ゲージを削ってからの攻撃という形になります。
また敵にダメージを与えると「交代ゲージ」が増加し、最大になるとサーヴァントを動かせるようになります。サーヴァントは伊織に比べてかなり強く、文字通り無双しまくることができますね。人間より圧倒的に強い存在ということを際立たせています。
それと「逸れサーヴァント」もいて、それらの力を借りることができます。
今回登場するキャラクターですが、江戸時代ということもあり、あまり知られていないような歴史人物も多いですね。有名なのはアーチャー陣営の鄭成功ぐらいでしょうか。
ゲーム自体は遊びやすく、Fateファンや無双ファンなら楽しめる作品になっています。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(88%、856人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・キャラクターに個性があってよい。
・バトルアクションが楽しい。
・ストーリーがひきこまれる。
・Fateファン向けのゲームというのは否めないが、まったく知らない人でもそれなりに楽しめる。
・町マップが広くて移動がだるい。
・外殻ゲージを削る作業が面倒で爽快感に欠ける。
・ストーリーが無駄に冗長。
・最適化がうまくいっていないのか落ちることがある。
ストーリーに関しては賛否両論な感じで「だるい」「長い」みたいな意見も多く見られますね。全体的には好評になっています。
総評
本作は『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』に近い感じの無双RPGになっていますが、特徴としてはやはりサーヴァントとの共闘でしょう。
人間に比べて、サーヴァントのほうが格上の強さがあるというのが際立っていてGood。
Fateに興味がない人には、値段的には高いかなという気はしますが、Fateなら問題なく楽しめる作品とは思います。