【Civ7初心者向け講座#6】外交と戦争のコツ
『シヴィライゼーションⅦ』(『Civ7』)のシステムを段階的にきちんと理解しようという「初心者向け講座」の第6回目は「外交と戦争のコツ」です。

居住地制限もありますし、戦争しているあいだにいろいろ生産が滞ったりとか、正直あまりいいところがありません。戦争メリットはかなり低くなりましたね。
効率を考えると、自分からふっかけるというよりも、相手からケンカを売られた時にどういなすかぐらいとは思います。

それでは見ていきましょう。前回の「3つの時代について(古代・探検・近代)」は以下のリンクから。
外交と戦争のコツ
外交と宣戦布告について
本作で外交をおこなう場合、影響力を消費する必要があります。
この影響力があるおかげで、『Civ5』で見られたようなAIの「同盟を組む→戦闘ユニットを同盟国の国境に配置→同盟破棄からの侵攻」というくそムーブがしづらくなったのでよかったとは思います。

本作では相手の関係で、宣戦布告したときのペナルティが変わってきます。敵対関係になっていない文明に戦争をふっかけてしまうと、関係が中立状態でも相手側に影響力+100と戦争支持+3とけっこうなペナルティを食らいます。
そのため、戦争を仕掛けたければ非難声明をするなどして、関係悪化させておかなければなりません。
あとゲーム前半での影響力は、多くは独立勢力と友好関係を築くのにつかうとは思います。
ゲーム前半では影響力が貯まりにくいので、けっこう大事に使う必要があります。戦争している暇もあんまりなかったりしますね。
とにかく外交をするときには影響力が必要なので、どの場面で使うかをよく考えたほうがいいでしょう。
あと外交でもちかけらたものを支援するにも影響力が必要ですが、卑弥呼(親魏倭王)はこれを無償にする能力があるのでけっこう強いです。
司令官ユニットによるユニット展開
司令官ユニット自体は過去作にもありましたが、本作では最大で6ユニットを収納することができます。
ただあくまで収納できるというだけなので、輸送トラックみたいな存在だと思ったほうがいいでしょう。

戦うときはユニットを展開する必要があります。
このときに注意したいのは、一気に展開するとこちらの意図しない場所にユニットが配置されてしまうということです。
面倒くさくても、1ユニットずつ展開して、ちゃんと配置していったほうがいいでしょう。
あと初期状態だと展開後にすぐ動けませんので、レベルアップしたら突撃スキルの「イニシアチブ」(展開後すぐ行動可能)を最優先にとっておきたいところです。
「集中射擊」「連携攻撃」の使用
司令官ユニットは攻撃できませんが、指揮範囲内のユニットに一斉攻撃命令を出すことができます。
長距離攻撃ユニットに一斉攻撃をさせる「集中射撃」と、近接攻撃ユニットに一斉攻撃させる「連携攻撃」をつかえば、攻撃力+2のボーナスも乗るので、積極的に使っていくといいでしょう。

敵が攻めてきた場合の対処方法
敵が攻めてきた場合は、基本的には防壁を築いて、そこに遠距離攻撃ユニットを配置しておけば、しばらくはしのげます。そのあとで援軍を足していけばいいでしょう。
本作のAIはあまりまとまって攻撃してこないので、基本的には近づいてくるものを各個撃破していけばいいだけです。無理にこちらから攻め込む必要はありません。
適当に相手しつつ、相手が和平交渉をしてきたときに受ければいいでしょう。

敵を攻める場合
敵陣を攻める場合は、相手の防壁を破らないといけないため、攻囲ユニットが重要になります。
敵に壊されないよう、司令官ユニットの中に格納しつつ、必要な場面で展開していくのがいいでしょう。
基本的には近接ユニットで壁をつくって、攻囲ユニットや遠距離攻撃ユニットで後ろから攻撃という形で、できるだけダメージを少なくして戦っていくのがいいとは思います。
沿岸都市などは海軍ユニットを使って遠くからチクチク攻撃していくといいでしょう。
近代になれば飛行ユニットも使えますが、活躍する前にゲームの行方がだいたい決まった感じにはなりますね。
まとめ
過去作と比べて影響力の問題があるので、「とにかく戦争」という話にはならなくなりました。
戦争するためには相手と仲を悪くしなければなりませんし、過去作のような「同盟したあとに攻める準備して」みたいなくそムーブはつかえなくなったのは本当にいいこととは思います。

同盟国を信用しやすくなったのはよいことですね。そうじゃないと同盟の意味がありませんしね。
戦争自体のメリットは少なくなったので、どういうゴールをめざすかで戦争をするかどうかを決めていくといいでしょう。