「HUMBLE CITIES: SKYLINES BUNDLE」バンドル評価【ゲーム1本+11DLC|18ドル】シティーズ:スカイライン

2020年5月28日バンドル・セールCities: Skylines

cities bundle

Humbleストアで『Cities: Skylines』の本体とDLC11個をバンドルした「HUMBLE CITIES: SKYLINES BUNDLE」が配信されました。全部購入したばあいは18ドルになります。期間は2020年6月9日までです。

けっこう高めのバンドルニャ。

中途半端にDLCを持っていると、たしかに価格的には高くなる可能性もありますね。しかし本体込みでこれから購入する人にはいいバンドルだとは思います。

今回は本バンドルの紹介と感想・評価をお届けします。

 

1ドル以上

1ドル帯でゲーム本体がゲットできます。DLCを買う・買わないはともかく、持っていない人はこの機会に本体を買うのがいいでしょう。

CITIES: SKYLINES

CITIES-SKYLINES
非常に好評/日本語化可能/Steamストア/3980円

「シムシティ」シリーズの進化版ともいうべき都市建設ゲーム。当の『シムシティ』は最新作でコケてしまったため、現在「都市建設ゲーム」といえばこのゲームになります。

基本的なシステムは『シムシティ』と似たようなものですが、本作の特徴はその拡張性の高さです。

Steamのワークショップに多数のMODが存在するため、それらを導入することにより、ゲームの遊び方の幅が広がります。かゆいところに手の届くMODも多く、遊び方は無限といえるでしょう。

本家『シムシティ』のほうは拡張性の低さやマップの狭さ、オンライン強制とかで非難がすごかったニャ。

『シムシティ』のほうも、現在はまあまあ遊べるようにはなっています。

 

音楽DLC「Deep Focus Radio」

CS01

ほぼ好評/Steamストア/410円

DLCがやたらと多いのもParadoxゲームの特徴といえます。本DLCはアンビエント系やローファイ系の曲をゲーム中に16曲追加します。小型DLCで、価格も410円のものです。わざわざ買うほどのものでもないとは思いますが、バンドルであればゲットしてもいいかと。

 

平均価格以上

CS02

平均価格以上はすべてDLCですので、「本体だけでいい」という人は、購入する必要はないでしょう。今後もやり込みたい人が購入するのがいいとは思います。

小型拡張DLC「Concerts」

賛否両論/Steamストア/698円

小型の拡張DLCです。ゲーム内にライブ会場が追加され、それに関する管理などもできるようになります。ゲーム中のちょっとしたアクセントにといったところです。

 

アセット追加DLC「Content Creator Pack: High-Tech Buildings」

非常に好評/Steamストア/498円

ゲーム内にハイテク関係の建物を15個追加します。具体的にはユニーク施設が10個と、サービス施設が5個です。建築物のモデルはワークショップのMODにもいろいろあるので、そちらも調べてみるといいでしょう。

 

大型拡張DLC「Snowfall」

賛否両論/Steamストア/1280円

大型の拡張DLCです。ゲーム内に雪や雨、霧などの天候を追加します。それにともなって気温の概念も入ってきて、暖房システムなども導入しなくてはなりません。

道路に雪が積もることもあるので、除雪車などを稼働させる必要もありますね。

また路面電車なども追加され、都市の様子が少しリッチになります。

 

大型拡張DLC「Natural Disasters」

非常に好評/Steamストア/1480円

大型DLCですが、初プレイ時に導入するのはあまりおすすめしません。というのも、本DLCは都市に災害をもたらすものだからです。

ようするに都市がぶっ壊されるのニャ。

地震や津波、竜巻、挙句の果てには隕石まで降ってきます。あなたが苦労して作った都市は、ボロボロに壊されてしまうでしょう。そこからどうやって復興するのか、リスク管理をどうするかが本DLCの肝になります。

都市をじゅうぶんに作って、ゲームに飽きてきたときに導入するのがいいかと思います。

 

18ドル以上

CS03

この価格帯になると、大型拡張DLCが目白押しになります。DLCが欲しいのであれば、一気にこの価格帯まで買ってしまったほうがいいでしょう。

大型拡張DLC「Mass Transit」

非常に好評/Steamストア/1280円

ゲーム中の乗り物などを追加する大型の拡張DLCです。ケーブルカーや飛行船、フェリー、モノレールなどが追加され、マップ内の水上や山上などへの移動を可能にします。山地の多い都市や、あえて高台を作りたいなどがあれば導入しておくといいでしょう。

 

大型拡張DLC「Green Cities」

非常に好評/Steamストア/1280円

エコロジーをテーマにしたDLCですが、一番のメインは約350種類もの建物のモデルが追加されることです。都市の外観を豊かにすることができるでしょう。

電気自動車など公害対策を導入することもできますので、市民にとって住みやすい街づくりを目指すことができます。筆者的にはおすすめのDLCです。

 

大型拡張DLC「Industries」

ほぼ好評/Steamストア/1520円

生産から加工、販売までの一連をシミュレートするサプライチェーンの構築が可能です。石油や鉱石などの天然資源も導入され、それらを採掘し、工場で加工するといった流れを作ることができます。経済ゲーム好きの人は導入しておくといいでしょう。

 

大型拡張DLC「Campus」

ほぼ好評/Steamストア/1320円

大学を作って運営することのできる大型の拡張DLCです。町づくりならぬ大学づくりですね。

マップ内にキャンパスを設置し、その中にさらに細かいオブジェクトを配置していくことができます。大学の運営も可能です。町づくりでだいたいのことをやり尽くしたあとにプレイするといいかと思います。

 

アセット追加DLC「Content Creator Pack: Art Deco」

賛否両論/Steamストア/498円

ゲーム内にアール・デコ調の建物を追加する小型DLCです。内容は、ユニーク施設が3個、商業施設が6個、住宅施設が6個です。街並みによっては合わなかったりもしますが、入れておいて損はないかと思います。

 

アセット追加DLC「Content Creator Pack: European Suburbia」

非常に好評/Steamストア/520円

さきほどの都会的なアール・デコ調とは逆に、ヨーロッパの郊外の街並みを意識した建物や小道具を追加する小型DLCです。ぜんぶで80個ほどあります。田舎町を作るときには重宝すると思います。

 

まとめ

ここまでの内容を、DLCの規模でまとめると以下のようになります。

1ドル以上:本体+小型DLC(1つ)

平均価格以上:大型DLC(2つ)+小型DLC(2つ)

18ドル以上:大型DLC(4つ)+小型DLC(2つ)

全体として見れば、大型DLCが6つと、小型DLCが5つといったところですね。

無料配布されていた大型DLC「After Dark」「Park Life」は、今回のバンドルに含まれていません。このあたりは、すでに本体を持っているユーザーに気をつかった形になっているとは思います。この2つを持っていれば、本作を買うことで、最新の大型DLC「Sunset Harbor」以外のすべての大型DLCがそろうことになります。

18ドルと、Humbleバンドルにしては高額なバンドルなので、すでにいくつかDLCを買ってしまっている人には悩ましいことになるとは思います。

逆にまったく持っていなければ(しかも本体も持っていなければ)、お得なセットとは思います。

バンドルのストアページリンク

↓DLCの詳細については以下のリンクを参照してください。

↓動画版作りました。