『Good Company』評価は「ほぼ好評」:生産ライン自動化シミュ【Steam新作レビュー】日本語対応
生産ラインを自動化して会社を発展させるシミュレーションゲーム『Good Company』。 Chasing Carrotsが開発し、The Irregular Corporationによって、2020年4月1日にSteamで早期アクセス版が配信されました。日本語に対応しています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。前回のレビュー記事は以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は、いわゆるタイクーンタイプの経営+ライン自動化シミュレーションゲームです。
社員を雇って育成し、製品開発の研究をおこない、会社を拡大するという部分はタイクーン系の流れですが、生産部分に関してはラインを自分で組み立てるという作業が入ってきます。
類似ゲームしては『Factorio』や『Big Pharma』が挙げられますが、それに経営要素を足したような内容ですね。
販売市場の動向や需要もあり、過剰生産して売れなくなってしまうといった事態に陥るばあいもあります。
そのためゲームの複雑さがありますが、キャンペーンモードがあるので、段階的に学んでいくことができるでしょう。
経営ゲーム、ライン自動化ゲーム好きな人にはおすすめの作品といえそうです。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「ほぼ好評(77%、122人中)」になっています。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・充実したキャンペーンモード。
・建造物や施設の種類が多い。
・生産品を細かくカスタマイズできる。
・取っ付きやすいグラフィック。
・ゲームが煩雑でわかりづらい。
・UIが使いづらい。
カスタマイズ性の高さや設置物の種類の多さは本作の良さにもなっていますが、それが逆に煩雑さを生み出している原因にもなっているようです。
このあたりはユーザーがカジュアルなものを好むか、複雑なものを好むかで評価が分かれてしまうところでしょう。
全体的には好評で、早期アクセスにしては完成度の高い作品になっています。
総評
本作はまだ早期アクセス版ですが、十分に遊ぶことのできる作品になっています。
ただラインを自動化させて大量生産をすることだけでなく、従業員を雇ったり、市場の需要に注意したりなど、経営面もしっかりとこなしていかなくてはなりません。
そのぶん内容が複雑になりがちですが、キャンペーンモードでゆっくり慣れていくのがいいかと思います。
経営とライン自動化を同時に遊びたいユーザーにとっては打って付けの作品だと思います。
↓次回のレビュー記事。