『信長の野望・新生PK』武将能力:仙桃院(綾御前)の評価は?【武将評価シリーズ・その170】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第170回目は、上杉謙信の姉であり、上杉景勝の母でもある仙桃院(綾御前)(せんとういん(あやごぜん))です。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の千利休は以下のリンクから。
人物について
仙桃院(綾御前)は大永4年(1524年)(もしくは享禄元年(1528年))に、長尾為景の娘として生まれました。上杉謙信は異母弟にあたります。「仙桃院」は号で、名は綾といわれています。
父・長尾為景は長尾房長と対立していました。そこで天文20年(1551年)、仙桃院が長尾房長の嫡男・長尾政景に嫁ぐことで和睦を成立させます。
長尾政景のもとで、仙桃院は長男・義景と次男・景勝を生みます。長男・義景は10歳で亡くなってしまい、次男・景勝はのちに謙信の養子となりました。
越後で謙信が力を持つようになると、長尾房長・長尾政景との対立は深まっていきます。
そして天文19年(1550年)、長尾房長・長尾政景らは謙信に対して反乱を起こしました。しかし敗れ、長尾政景は謙信に降伏します。
永禄7年(1564年)、長尾政景は突然溺死してしまいます。謙信やその参謀の宇佐美定満が暗殺したともいわれていますが、真相は不明です。
夫を失った仙桃院は、当時はまだ10歳だった次男・上杉景勝とともに、春日山城へと移り住みました。このときに謙信の養子となります。
謙信亡きあと、もう一人の養子であり、北条氏康の子でもある上杉景虎と、後継者争いが起こります。
仙桃院は娘・清円院を上杉景勝に嫁がせていたため、複雑な立場におかれていました。
景勝は直江兼続の支えもあって、景虎とのいくさに勝利。仙桃院は景勝に保護されますが、娘・清円院は夫とともに自害してしまいました。
以降、景勝の庇護を受け、慶長14年(1609年)に死去。享年82歳だったといいます。
基本ステータスについて
統率:61
武勇:45
知略:56
政務:70
主義:保守
政務も70ありますし、悪くはないパラメータですね。
戦法・特性について
(戦法)
急襲:敵部隊の兵力減少。
(特性)
差配:戦場で積極的に味方部隊を救援。
(家宰)
内治重視:領内行動の集落掌握速度上昇、最大兵力減少。
(奉公)
上杉伝:毘沙門天信仰が発令可能、すでに発令可能なら維持費削減。
能力アップ系ではないので、スキル自体は無いに等しいですね。
総評
仙桃院は平均的な能力の武将です。
統率・武勇・知略は50前後あり、政務は70あります。
スキルは「差配」のみなので、数合わせ要員としてつかっていくのがよいでしょう。
次回は蔵春院(早川殿)です。【追記】次回できました。以下のリンクから。