『信長の野望・新生PK』武将能力:蔵春院(早川殿)の評価は?【武将評価シリーズ・その171】

2023年12月1日武将能力評価信長の野望, 信長の野望・新生武将評価シリーズ

hayakawadono

『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第171回目は、北条氏康の娘で、今川氏真の正室となった蔵春院(早川殿)(ぞうしゅんいん(はやかわどの))です。

前回の仙桃院(綾御前)同様、無双シリーズにも出てくるのニャ。

そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の仙桃院(綾御前)は以下のリンクから。

 

人物について

蔵春院(早川殿)は北条氏康の長女として生まれたといわれています。出生年や母親は不明。北条氏康の嫡男・北条氏政の姉か妹かも不明です。

武田・北条・今川のあいだで甲相駿三国同盟が結ばれると、蔵春院は天文23年(1554年)、今川義元の嫡男・今川氏真に嫁ぐこととなります。

政略結婚の具とされたのニャ。

ちなみに結婚した当時、今川氏真より年上だったといわれます。

三国同盟により、今川義元は織田信長のいる尾張の方面へと勢力を伸ばし始めます。しかし「桶狭間の戦い」によって義元は討ち取られてしまい、いくさには敗北。

義元亡きあと、蔵春院の夫・今川氏真があとを継ぎます。しかし文化人的な気質が強いことから戦国武将としては適しておらず、徳川家康の独立なども起こり、今川氏の衰退がはじまっていきます。

やがて氏真は多くの領土を失い、蔵春院は夫ともに逃亡生活を送ることになりました。父・北条氏康を頼り、小田原・早川郷へ移ります。ここから「早川殿」と呼ばれるようになりました。

しかし北条氏康が亡くなり、北条氏政があとを継ぐと、氏真は命を狙われることとなります。そこで氏真夫婦は家康の庇護下に入り、ともに浜松へ移り住みました。

実家から見放されたのニャ。

それ以降も氏真夫婦は、武田氏からの暗殺を恐れて各地を転々とし、慶長17年(1612年)には江戸へ移り住みました。その翌年に死去。さらに2年後に夫の氏真も亡くなりました。

氏真の逃亡生活につきあって、最期まで離縁しなかったのはすごいのニャ。

 

基本ステータスについて

統率:73
武勇:47
知略:60
政務:59
主義:中道

なぜか統率が高いのニャ。

統率73はけっこう高いですね。知略も60ありますし、普通に戦えますね。

 

戦法・特性について

(戦法)
早駆:自部隊の機動上昇。

(特性)
巧言:他勢力との交渉に関する具申が可能。

(家宰)
大層報労:忠誠上昇、消費労力増加。

(奉公)
北条伝:五箇条の訓戒が発令可能、すでに発令可能なら維持費削減。

「巧言」のみニャ。前回の綾御前と同様に少ないニャ。

戦法も「早駆」ですし、戦場系のスキルは持ち合わせていない形ですね。

 

総評

蔵春院はバランスのとれた武将です。

能力値は平均以上で、統率は73あります。

スキルは「巧言」のみなので、どちらかといえば数合わせ武将的な存在にはなるでしょう。

戦場でつかえないこともないのニャ。

次回は今川氏真です。 【追記】次回できました。以下のリンクから。