『信長の野望・新生』武将能力:北条氏政の評価は?【武将評価シリーズ・その92】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第92回目は、北条氏康の跡を継いだ次男・北条氏政(ほうじょううじまさ)です。
北条氏の関東支配を終わらせた人でもありますね。
そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の小西行長は以下のリンクから。
人物について
北条氏政は天文7年(1538年)、北条氏康の次男として生まれました。兄・北条氏親が夭折したことで、嫡男となります。
天文23年(1554年)に氏康が武田信玄・今川義元と「甲相駿三国同盟」を成立させると、氏政は信玄の娘・黄梅院を妻として迎え入れます。
それと『戦国無双』にも登場する氏政の妹・早川殿(蔵春院)は今川義元の嫡男・今川氏真の妻として送られます。
永禄2年(1559年)には氏康が隠居し、家督を継ぐこととなりました。
その2年後の永禄4年(1561年)には上杉謙信が攻め込んできて小田原城を包囲しましたが、氏康と信玄のバックアップによってこれを撃退しました。
永禄7年(1564年)には里見義弘と戦い、北条綱成の助力によって勝利を得ます。
「桶狭間の戦い」で今川義元が亡くなると、今川氏と武田氏の仲は急速に冷え込み、「甲相駿三国同盟」も破綻してしまいます。
信玄は今川領に攻め込みますが、氏政は義弟でもある今川氏真を助けて信玄と戦うことになりました。
元亀2年(1571年)に氏康が亡くなると、氏政は武田氏との同盟を復活させます。以降、謙信の勢力を関東から追い出すことに成功しました。
謙信が亡くなると、謙信の甥・上杉景勝と、氏政の弟で謙信の養子・上杉景虎の間で後継者争いが勃発します。
武田勝頼が上杉景勝を味方したことから、最終的に上杉景虎は敗れて自害。氏政は武田氏との同盟を打ち切り、織田信長・徳川家康と手を組みました。
「本能寺の変」で信長が亡くなると、豊臣秀吉の天下事業が始まりますが、氏政はこれに従いませんでした。
やがて20万を超える秀吉の大軍が、小田原城へ迫ってきます。
ここでどうすべきか、1か月以上にわたり、抗戦派と降伏派によって議論が繰り広げられました。
結果、氏政は将兵の助命を条件に自害します。享年53歳でした。
基本ステータスについて
統率:80
武勇:67
知略:78
政務:81
主義:中道
統率・政務が80台という「戦える文官」の形ですね。
「天道」だと政務89ぐらいありましたが、数字を落とされていますね。
戦法・特性について
(戦法)
同討:敵部隊の兵力減少。
(特性)
鉄壁:所属城の耐久ダメージ減少。
作事:城下施設の建物効率上昇。
「作事」は内政で活かしていけるでしょう。
総評
北条氏政は前回の小西行長とおなじく、戦える文官タイプの武将です。
統率・政務が80台で、「鉄壁」「作事」も持っています。
守備や内政方面で活かしていくといいでしょう。
次回は北条綱成です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。