『信長の野望・新生』武将能力:毛利元就の評価は?【武将評価シリーズ・その6】
『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第6回目は、本作で最高の知略100を誇る毛利元就(もうりもとなり)です。
それでは能力を見ていきましょう。前回の上杉謙信は以下のリンクから。
人物について
毛利元就は明応6年(1497年)、安芸国の国人領主・毛利弘元の次男として生まれました。幼名は松寿丸(しょうじゅまる)です。
4歳のころに母が、10歳のころに父が亡くなり、松寿丸は家臣・井上元盛に領土を乗っ取られ、追い出されてしまいました。
貧しい生活をしていた元就を、養母の杉大方がひきとって育てます。
永正8年(1511年)、松寿丸は元服し、元就を名乗ります。
永正13年(1516年)、兄・興元が死去すると、家督はその子の幸松丸に引き継がれます。しかし幸松丸が幼かったため、元就が後見人となりました。
翌年、佐東銀山城主の武田元繁が、吉川氏の有田城へ5千の兵を率いて攻め込んできます。元就は吉川氏を守るため、2千ほどの兵を率いてこれを撃退しました。
大永3年(1523年)7月、幸松丸が9歳で死去すると、元就は27歳で家督を継ぎます。このことから尼子氏との対立するようになり、元就は大内氏の傘下になることを表明しました。
元就は大内氏のもとで、領土を広げていきます。やがて独立を考えるようになりました。
しかしいま独立してしまうと、大内氏・尼子氏の両方と対立することになります。
そこで元就は次男・元春(のちの吉川元春)を吉川氏へ、三男・隆景(のちの小早川隆景)を小早川氏へ養子に出し、それぞれ家督を継がせることによって大勢力となり、「毛利両川体制」を敷くことになります。
ここで大内氏の家臣である陶晴賢が謀反を起こし、主君であった大内義隆を殺害して実権を握りました。
元就はこれを好機にとらえ、大内氏から独立をします。
そして弘治元年(1555年)、攻め込んできた陶晴賢を、「厳島の戦い」で返り討ちに。その2年後には大内義長を討って大内氏を滅亡させました。
永禄9年(1566年)には尼子氏をも降伏させ、中国地方で大勢力を築き上げます。
しかしこのころから体調が悪化し始め、元亀2年(1571年)に亡くなってしまいます。享年75歳でした。
基本ステータスについて
統率:98
武勇:82
知略:100
政務:93
主義:保守
本作で一番知略の高い武将ですね。戦国時代切っての知将です。
『戦国無双』シリーズだと、ヤン・ウェンリーみたいなキャラになっていますね。
統率・武勇も高いので、攻城戦・野戦のどちらでも活躍できます。武勇は、過去作では80台になったり60台になったりと、安定しないところもありますね。
3人の息子も優秀なので、能力の高さをうまく使っていくといいでしょう。
戦法・特性について
(戦法)
百万一心:自部隊の兵力・体力回復。
(特性)
謀神:合戦で初めて味方要所が制圧されると全敵部隊混乱。
三矢家訓:一門武将の能力経験値が増加。
射手:合戦で積極的に高所から射撃。
やはり強いのは「謀神」ですね。味方の要所制圧で全敵部隊が混乱状態になるので、敵にまわすと面倒な能力です。
総評
今作でも知略100を誇る元就です。
他の能力も十分に高いので、戦闘や城攻めで活かしていきましょう。
とくに全部隊混乱の「謀神」は、うまく使えば敵に大打撃をあたえられます。
次回は真田幸村です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。