『信長の野望・新生』武将能力:柴田勝家の評価は?【武将評価シリーズ・その21】

2022年9月25日武将能力評価信長の野望, 信長の野望・新生武将評価シリーズ

katsuie shibata

『信長の野望・新生』武将評価シリーズ第21回目は、「かかれ柴田」「鬼柴田」で知られる織田信長陣営の主力武将・柴田勝家(しばたかついえ)です。

シバターニャ。でも本人に「かかれ柴田!」といったら、「命令すんじゃねえ!」って怒鳴られそうニャ。

気が短そうな感じはありますね。

そんなわけで能力を見ていきましょう。前回の浅井長政は以下のリンクから。

 

人物について

柴田勝家の出自は諸説あり、柴田勝義の子といわれています。幼名は権六

信長の父・織田信秀にその才能を見出され、若くして仕えることとなります。

信秀が亡くなったのちは、信長の異母弟・織田信勝(織田信行)の家老となります。

信長は奇行がめだち、「大うつけ」と呼ばれていた一方、信勝は礼儀正しかったことから、勝家は林秀貞と共謀して、信勝を後継者にしようとします。

弘治2年(1556年)、勝家は「稲生の戦い」で信長と戦うも敗北。

信長の実母・土田御前の懇願により、信勝らは許されました。

命が助かったのニャ。

しかし弘治3年(1557年)、信勝がふたたび反乱をたくらみます。

勝家はこれを事前に信長に密告しました。

信長は病気と偽って信勝を清州城に誘い出し、そこで殺してしまいます。

信勝の嫡子・津田信澄は、勝家が養育することとなりました。

以降、勝家は信長の信頼を得、織田家の重臣となります。

立場が悪かったのが良くなったのニャ。

勝家は「桶狭間の戦い」などいくさにおいてめざましい活躍を見せ、

木綿藤吉(豊臣秀吉)、米五郎左(丹羽長秀)、掛かれ柴田に、退き佐久間(佐久間信盛)

と謳われるようになりました。

本能寺の変」で信長が亡くなると、その後継者をめぐって「清須会議」がおこなわれます。

ここで秀吉は信長の孫・三法師(織田秀信)を、勝家は信長の三男・織田信孝を推挙します。

結果、丹羽長秀の支持もあり、秀吉の案が採用されることとなりました。

また領土の再分配においても秀吉が有利なようになされたのです。

しかし秀吉は、勝家を懐柔するため、信長の娘であり元浅井長政の妻であるお市を、勝家に嫁がせました。

こうして勝家を油断させ、秀吉は勢力拡大をつづけます。

やがて両陣営は天正11年(1583年)、「賤ヶ岳の戦い」でぶつかりあいます。

戦いに勝利したのは秀吉。勝家はお市とともに自害してしまいました。

ただお市の3人の連れ子は城を脱出させ、長女の茶々(淀殿)は秀吉の側室となります。

前回も述べたように、次女の京極高次の正室に、徳川秀忠(江戸幕府2代目将軍)と結婚し、徳川家光(江戸幕府3代目将軍)を生みました。

自分の娘でなくても、城から逃がしてあげたのニャ。

ちなみに辞世の句、

夏の夜の 夢路はかなき あとの名を 雲井にあげよ 山ほととぎす

は有名ですね。

 

基本ステータスについて

統率:90
武勇:94
知略:80
政務:66
主義:保守

能力値高いニャ。知略も80あるニャ。

パラメータ的には高めの武将ですね。信長陣営の層の厚さが伺えます。

しかも勝家の場合、次で述べる「瓶割り」「攻勢」もあるため、実際の攻撃力はさらに高いですね。

 

戦法・特性について

(戦法)
かかれ柴田:敵部隊の兵力減少、自部隊の攻撃上昇。

(特性)
瓶割り:敵部隊を撃破すると、一定時間自部隊の攻撃上昇。

攻勢:自部隊の攻撃上昇。

血気:合戦で積極的に部隊攻撃を行う。

前から思うのだけど、戦法はだいたい味方のバフか敵のデバフで、あんまり特徴のある能力がないのニャ。

いろいろ考えるのも大変ですしね。

瓶割り」「攻勢」は自部隊の攻撃力を上昇させてくれますので、パラメータ以上の攻撃力になります。

どんどん敵を撃破しつつ、突き進んでいくのがいいでしょう。

 

総評

全体的に能力値は高く、戦争用の武将としては優れています。

特性に「瓶割り」「攻勢」といった攻撃バフもありますし、戦法も「かかれ柴田」も攻撃バフなので、うまくつかっていくといいでしょう。

先陣を切って戦わせるのニャ。

次回は藤堂高虎です。【追記】次回出来ました。以下のリンクから。