『ライザのアトリエ3』評価は「非常に好評」 レビューと感想【Steam】~終わりの錬金術士と秘密の鍵~
「ライザのアトリエ」シリーズ3作目となる『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』。
コーエーテクモゲームスによって、2023年3月24日にSteamで配信されました。ニンテンドースイッチ/PS4/PS5でもリリースされています。
今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。1作目、2作目については以下のリンクから。
どんなゲーム?
本作は「ライザのアトリエ」シリーズの3作目となります。
1作目『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』は2019年10月29日に発売されました。
サブタイトルに「錬金術師」が入っておらず、「〇〇」シリーズのようなものもついてなく、これまでの「アトリエ」シリーズとは一線を画す作品となっていました。
複雑化する「アトリエ」シリーズのシステムを、本シリーズでいったんリセットするという形でのリリースだったと思われます。
2作目『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』は2021年1月26日にリリースされています。
これまでの「アトリエ」シリーズだと別の主人公が出てきていたのですが、本シリーズではライザがそのまま継続して登場する形となります。
また前作に比べ、ロープ移動や壁登り、泳ぐなどとアクションも増えています。
そして3作目になる本作ですが、故郷クーケン島の近くに「カーク群島」が出現。故郷へ悪影響をおよぼしているとのことで、カーク群島の調査するというストーリーですね。
本作の特徴としては、フィールドがシームレスになりました。ロード無しでフィールド移動ができるので、出たり入ったりでイライラすることもなくなっています。
バトルもシームレスでおこなわれ、最大5人が参加できます。
あとはキャンプシステムや、冒険の拠点になるアトリエ建築など、サバイバルゲーム的な雰囲気のある要素も加わっています。
ストーリーはシリーズでつながっていますので、できれば1からプレイするのがいいでしょう。
ちなみにゲームボリュームはけっこうあって、クリアまで数十時間かかります。
ユーザーの評価
本作のSteamでの評価ですが、「非常に好評(95%、396人中)」になっています。
ストーリーが続いているため、3作目になるとユーザーが減っていくというのもありますね。
本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。
・難度がちょうどよく、気軽に遊ぶことができる。
・ストーリーが面白い。
・フィールドが広くなり、いろいろなアクションを楽しめる。
・やり込み要素が多い。
・バトル速度が速いうえに、カメラがぐりぐり動いて何やってるのかよくわからない。
・範囲攻撃が周辺の敵に当たるのかどうかがわかりづらい。
・ムービー終了後の接触無効時間が無いことから、敵とのバトルにそのまま突入したりする。
・決定ボタンの変更機能が無い。
細かい点での不満はありますが、全体的には好評です。
とくにストーリーについてはシリーズを通して評価が高いですね。
総評
『ライザのアトリエ』シリーズの3作目で、ストーリーのつながりもあることから、プレイする前提としては1と2をクリアしていたほうがいいでしょう。
以前、コーエーテクモゲームスで「アトリエ」シリーズのセールをやっていましたが、3作目発売記念に「3作まとめ売りセール」みたいなのをやってくれればと思います。
すでに2までクリアしている方は、せっかくなので3もクリアしてすっきりしてしまったほうがいいでしょう。