『QUESTER』初心者向け攻略メモ【Steam】
『BASTARD!!』の萩原一至氏が原案・キャラデザなどを担当したことで話題になった80年代レトロ風ハクスラRPG『QUESTER』。
Thousand Gamesによって、2023年5月15日にSteamで配信されました。
独特のゲームシステムなので、初プレイ時は「意味が分かんねー」となる可能性がかなり高いとは思います。筆者も意味がわかりませんでした。

そんな初心者向けに、今回はゲームシステムや戦い方、ボスの攻略方法などを書いていきます。
攻略メモ
戦闘では生き残ることが最優先
本作の戦闘ですが、それぞれのキャラクターで3つの行動を選択します。するとそのターン中にその行動をすべておこなってくれます。
ここで問題となるのは、どれを選べばいいかですね。
初プレイ時はとにかく攻撃命令を選択するとは思いますが、本作で重要なのはできるだけ長いターン生き残ることです。
そのため、機動隊は防御に徹してヘイトを上げてください。攻撃しなくていいです。
敵はヘイトの高い味方を狙ってきます。
機動隊がその攻撃を受け、アタッカー役が攻撃してください。

物理攻撃より状態異常
本作では、物理攻撃で殴ることよりも、毒・火炎・出血といった状態異常のスリップダメージをあたえたほうが効率がいいです。
それでこれらの攻撃には、基本的に薬品・爆薬・電池が必要になります。
薬品・爆薬・電池などは戦闘後に回復しますので、これらの初期値が多くなるように装備をそろえるといいでしょう。
スリップダメージで戦うので、弾丸は必要ないです。
弾丸の必要な武器をつかわない代わりに、薬品・爆薬・電池が多くなるように装備を整えましょう。

ただ後半は良い武器があれば、素材の量が多くなるので、状況に応じて弾丸を取り入れてもいいでしょう。
強敵相手は目先の大ダメージよりトータルダメージで考える
戦略としては、毒・火炎・出血でスリップダメージをあたえておきつつ、防御に徹するのが一番です。
一回で多くのダメージをあたえることより、何ターンも生き残ってスリップダメージをあたえたほうが、トータルとしてのダメージは多くなります。前述したように生き残ることが重要なのですね。
弱い敵相手なら「爆撃」などで一掃してしまう方法もありますが、強い敵相手だとアタッカーのヘイトが増えてしまうため、1ターンで大ダメージをあたえる戦い方はあまりよろしくありません。
たとえば「爆撃」や「猛毒散布」などを1ターン目から一気につかった場合、ヘイトが上がりすぎてアタッカーが殺される可能性があります。
すると2ターン目以降からアタッカーがつかえなくなりますので、トータルで見ればダメージは少ないわけです。
「ゾンビパウダー」で生き返らせる方法もありますが、そのターン分の攻撃を失っているので、トータルで考えるとたいしてダメージをあたえていないことになります。
警備隊が「前衛」を2~3回使ってヘイトを上げまくる方法(「前衛」付きの武器を複数装備)もあります。短期戦ではありですが、ボス戦だとそもそもの警備員が真っ先に落とされる可能性もあります(十分な防御力があれば「前衛」3回使用もありかと)。
それよりも、攻撃を少なくしてヘイトをおさえつつ(猛毒散布のみにしておくなど)、毎ターンかならず攻撃ができる状態にして、長期戦でじわじわたたかえば、トータルダメージは多くなります。
その分、警備員は防御スキルを使えます。
強敵相手は目先の大ダメージより、トータルダメージを意識してください。

これをしっかりやっていれば、低レベルでもあっさり強敵に勝てたりします。
ゲーム後半は状態異常への対処も考える
こちらのスリップダメージが敵に有効な以上、敵のスリップダメージもこちらに有効です。
とくに壁役になる機動隊は、打撃には強くても毒とかをもらってしまうと1ターンで落とされてしまうこともめずらしくありません。
状態異常を防ぐスキルを使って、しっかり対処するのがいいでしょう。ユユコだったら「防御陣形」がありますね。
「癒しのアロマ」&「リ・ゲインE」で持久力をつける
ユユキが最初から持っているスキル「癒しのアロマ」は、ターン終了時に残っている薬品の数X2のHPを全体回復します。
つまり薬品が10個残っていれば全員20HPも回復します。装備を調整して、薬品の初期値を上げておくといいでしょう。
またボス戦なら「薬物調合」のスキルを毎ターン使い、薬品の数を多く保っておくのもいいかと。
さらに装備アイテムの「リ・ゲインE」があれば、ターン終了後にHPが20回復します。これを機動隊に装備させておけば、長期戦で落とされにくくなります。

勝てない相手はさっさと逃げる&戦闘ログを見ておく
強敵と戦って、勝てないと感じたらさっさと逃げてください。
全滅するとペナルティが大きいので、判断は早ければ早いほどよいです。

それと強敵相手は戦闘ログを見て、どういう攻撃を仕掛けてきているのかを確認してください。
状態異常をつかっているのであれば、それに対処したスキルで対抗しましょう。
「火炎放射」+「可燃ガス爆弾」戦術
「アグニの吐息」には炎上状態の敵に即時にダメージをあたえる「可燃ガス」があります。博士がこれを使うと、コストの問題で「火炎放射」か「爆撃」のどちらかしか使えなくなるので、火炎を他の仲間に任せて、博士は「可燃ガス」を使いつつ「爆撃」など違うことをしたほうがいいでしょう。
ヒビの入った壁に注意
壁には、よく見るとヒビの入っているものがあります。
体当たりすれば壊せるので、どこへも行けなくなったときには壁に気をつけてみましょう。壁を壊すことで新たな道が開けます。
拠点変更は食糧を集めたあと
拠点を変更するときには、食糧が30必要です。
10日後までに必要な食糧を先に確保したあとに、余った食糧を移動に使いましょう。
「実況カメラ」で待機中の仲間もレベルアップ
「実況カメラ」を装備すれば、拠点で待機している仲間にも経験値が入ります。
レベル上げのためにいちいち入れ替えるのも大変なので、「実況カメラ」を手に入れたら誰かに装備させておくといいでしょう。
待機中の仲間をいっさい使う予定がなければ、あえて装備しないというのもありです。そのぶん、べつの装備をして戦闘力を上げておけますしね。
まとめ
独特のシステムで、最初はどうすればいいのかわかりづらいゲームとは思います。
しかし慣れてくれば、どういう構成の装備をするのか、ヘイトをどう調整するかなど、チーム全体で考えることができます。
とにかく戦闘では長く生き残ることが重要(=トータルダメージが多い)ので、一度に大ダメージをあたえてヘイトをもらわないよう、うまく調整するのがいいでしょう。
